グーグル「Chrome」脆弱性に対処 早めに更新を
グーグルは8月5日、デスクトップおよびAndroid版の「Chrome」で、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。最大で深刻度「中」の脆弱性に対応している。
グーグルは8月5日、デスクトップおよびAndroid版の「Chrome」で、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。最大で深刻度「中」の脆弱性に対応している。 修正された主な脆弱性とOSごとの修正済みバージョンは、以下のとおり。 ●修正された主な脆弱性 ■深刻度(中) ・CVE-2025-8576:拡張機能における解放後使用 ・CVE-2025-8577:Picture In Pictureの不適切な実装 ・CVE-2025-8578:Castにおける解放後使用 ■深刻度(低) ・CVE-2025-8579:ChromeのGemini Liveにおける不適切な実装 ・CVE-2025-8580:ファイルシステムの不適切な実装 ・CVE-2025-8581:拡張機能の不適切な実装 ・CVE-2025-8582:DOMにおける信頼できない入力の検証が不十分 ・CVE-2025-8583:権限の不適切な実装 ●OSごとの修正済みバージョン ■デスクトップ版 ・Windows:139.0.7258.66/67 ・macOS:139.0.7258.66/67 ・Linux:139.0.7258.66 ■モバイル版 ・Android:139.0.7258.62 デスクトップ版のアップデートは今後、数日から数週間かけて順次展開予定。Chromeの設定から手動でアップデートすることも可能だ。Android版については、数日中にGoogle Playでの公開を予定している。 文● スミーレ(@sumire_kon)