前場に注目すべき3つのポイント~こう着のなかでハイテク株の動向が注目される~
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
物色の流れとしては米国で半導体株が買われていることもあり、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。また、AI関連などテーマ性のある中小型株には個人主体の値幅取り狙いの動きが続きそうである。グロース250指数は足もとの調整で25日線まで下げていたこともあり、リバウンド狙いの動きが意識されやすいところである。
■黒崎播磨、26/3上方修正 純利益 155億円←100億円黒崎播磨<5352>は2026年3月期業績予想の修正を発表。純利益を100億円から150億円に上方修正した。経営資源の再配分ならびに持続的な成長に向けた投資資金の確保を目的として、固定資産の譲渡を決議した。固定資産の譲渡に伴う特別利益の計上により、法人税等を控除した純利益が前回予想から変動する見通しとなった。
■前場の注目材料 ・イスラエルとイラン停戦合意 ・日経平均株価は上昇(38790.56、+436.47) ・NYダウは上昇(43089.02、+507.24) ・ナスダック総合指数は上昇(19912.53、+281.57) ・SOX指数は上昇(5441.86、+197.56) ・VIX指数は低下(17.48、-2.35) ・米長期金利は低下・ルネサス<6723>高崎工場の設備一部売却、SiCパワー半導体の量産断念
・アイダ<6118>円筒形蓄電池ケース成形機を月内投入、生産性5割増 ・ダイジェット工業<6138>超硬合金拡充、耐摩耗・耐食2種提案 ・ニデック<6594>インロー型液冷装置の省エネ検証、千葉・印西市のDCで8月開始 ・ローム<6963>SiC、トヨタ自動車が採用、中国向けEVに搭載 ・コーセル<6905>医療機器用ACアダプター開発、新ブランド第1弾 ・高千穂交易<2676>米社と契約、ランサムウエア対策基盤販売 ・キオクシアHD<285A>容量2倍のSSD試作 ・三菱電機<6503>排ガスからCO2回収、実証を開始 ・ダイセル<4202>流体解析ソフトを導入、原材料混合の課題解決 ・三井化学<4183>社長・橋本修氏、石化分離で提携・買収を加速 ・住友ゴム工業<5110>3Dプリンター用ゴム開発、復元・耐久性クリア ・住友商事<8053>エジプト最大の風力、商業運転、参画 ・中部電力<9502>浜岡原発2号機の火災原因を特定 ・ポート<7047>群馬県太田に系統蓄電所、100メガワット参入視野 ・JX金属<5016>銅製錬を精鉱から循環へ、生産縮小見据え ・参天製薬<4536>中国・アジア拡販、海外売上高比率29年度50%超 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・5月貿易収支(4月:+14.26億NZドル) ・10:30 豪・5月消費者物価指数(予想:前年比+2.3%、4月:+2.4%) 《ST》