1万円台で導入できるアンカーの注目Wi-Fi防犯カメラ「Eufy SoloCam E30」を試してみた
実際に「Eufy SoloCam E30」の映像を見てみると、録画されるのは約300万画素の2K高画質。人の顔や服装もしっかり判別できるので、防犯目的としては十分すぎるクオリティです。 ちなみに、切り出した画像がちょっと荒く見えるのは、AIトラッキング中にカメラが動くことで、一時的に画質が落ちるためです。 そして使っていて驚いたのが、AIトラッキングのカバー範囲の広さ。 今回は、家の門まわりから庭までが映ればいいかなというくらいの気持ちでテストしていたのですが…なんと、玄関のドアに向かって歩いてくる姿まで、しっかり映ってました。 夜の撮影は、スポットライトが付いていないため、赤外線によるモノクロ映像になります。 暗いときは人物検知の精度がちょっと落ちるので、今回は“動体検知”モードに切り替えて、人物以外の動きにも反応するように設定。白黒とはいえ、映像としてはちゃんと見えるので、防犯目的としてはじゅうぶん役立ってくれそうです。
検知された録画ビデオは、アプリの中で“イベント”として一覧で確認できます。今回は、門のまわりだけでなく、庭や駐車スペースも映るように「Eufy SoloCam E30」を設置してみたんですが、検出の精度は思った以上にしっかりしていました。 だいたい8メートルくらい離れていても、人物をパッと認識して録画が始まっていたので、「おお…やるじゃん」とちょっと感心。 「Eufy eufyCam S3 Pro」に付属しているソーラーパネルのバッテリー持ちも、あわせてチェックしてみました。 設置時のバッテリー残量は77%。そこから6日間、録画件数499件というまあまあ忙しい状況だったんですが、最終的な残量は75%。 しかもこの間、晴れの日もあれば雨や曇りもあったので、天候はけっこうバラバラ。それでもバッテリーの減少はたった2%という結果に。これはなかなか優秀です。 とはいえ、実際のバッテリーの減り具合は、どれだけ頻繁に検知するかとか、ソーラーパネルの発電効率に影響する季節の差などでも変わってきます。 もし思ったよりバッテリーが減っていくようなら、アプリに用意されている「バッテリー節約モード」を使ったり、7段階で調整できる「検知感度」をちょっと下げてみたりと、いろいろ対処の手はあります。