「Windows 10」がついにサポート終了、MicrosoftはWindows 11への移行を推奨

 Microsoftは、同社OS「Windows 10」のサポートを10月14日(火)をもって終了する。  サポート終了後はあらゆる問題のテクニカルサポート、ソフトウェア更新プログラム、セキュリティ更新プログラムまたは修正プログラムが提供されなくなる。  これまでのサポート終了OSと同様に、サポート終了後もWindows 10搭載PCの動作は可能。ただし、セキュリティ更新プログラムの提供と、カスタマーサービスにおけるテクニカルサポートは終了するため、新たなセキュリティリスクへの対策などは実施されない。  既存のWindows 10 PCについて、同社は「Windows 11のハードウェア最小仕様を満たしており、Windows 10 22H2が実行されているPC」は無料でWindows 11へのアップグレードが可能であるほか、Windows 11インストール済みPCへの買い替えを推奨している。  OSおよびPCの移行に必要な期間に利用できるプログラムとして「拡張セキュリティ更新(ESU)」も用意されており、同社は同プログラムに参加することで、Windows 10 22H2を実行しているデバイス向けに、Microsoftセキュリティレスポンスセンター(MSRC)の定義する「緊急」および「重要」のセキュリティ更新プログラムへのアクセスが提供され、マルウェアやサイバーセキュリティ攻撃のリスクを軽減できるとしている。  プログラムの提供期間は2026年10月13日(火)まで。参加には、Windowsバックアップの同期、1,000 Microsoft Rewardsポイントとの交換、30ドル相当の支払いのいずれかが必要。  ただし、ESUプログラムでも緊急/重要なセキュリティ更新プログラム以外の種類の修正、機能向上、製品の改良、技術的サポートは提供されないため、あくまでも移行期間確保のためのものとして位置づけられている。

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