《人気番組「激レアさん」打ち切りの真相》後釜MCは堂本光一&加藤シゲアキ…大抜擢の裏で“旧ジャニーズ関与”の巨額プロジェクトが動いていた(文春オンライン)|dメニューニュース
「9月10日の改編説明会では『昨今の実績をもとに』と説明していましたが、同時間帯の世帯視聴率は日テレの『news zero』に次ぐ2位と全然悪くない。終了には、裏の事情があります」(テレ朝関係者)
9年間続いた、オードリーの若林正恭とテレビ朝日の弘中綾香アナがMCの「激レアさんを連れてきた。」が9月で終了する。
オードリーの若林正恭◆◆◆
後釜MCは堂本光一と加藤シゲアキ
その後番組は、STARTO ENTERTAINMENT(以下スタート社)の堂本光一(46)と加藤シゲアキ(38)が司会の「光一&シゲのSHOWマン!!」と発表された。
「さまざまな舞台エンタメSHOWの魅力を伝える番組と説明されていますが、本当の狙いは、2026年春に有明に開業するテレ朝の『東京ドリームパーク』(TDP)内に作られる劇場の宣伝です」(同前)
TDPは地上11階、地下1階の複合施設で、23年から着工し、来年2月に完成する予定だ。
「建設費は資材の高騰もあり、400億円以上に跳ね上がっています。早河洋会長直轄の社運を賭けたプロジェクトで、中でも1500席規模の劇場は売上の大きな柱になります。開業に向けて何としても盛り上げなくてはならない」(同前)
スタート社側もテレ朝に“協力”
新劇場とスタート社の関係は深い。
「TDPの場所は“ゆりかもめ”の東京ビッグサイト駅が最寄りで、都心からのアクセスは決して良くない。テレ朝としては、そこに客を呼び込むために、熱狂的なファンを持つスタート社のタレントを中心に公演を組もうと当初から計画していました」(舞台関係者)
折しも、旧ジャニーズ時代から多くのタレントが出演していた“ミュージカルの殿堂”帝国劇場は25年から30年まで建て替えのために使えないという状況。スタート社側もテレ朝に“協力”するという。
「来年9月には、米国のベストセラー小説が原作で、23年にロンドンで上演されたミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』の日本初演が、スタート社のタレントで上演されます」(芸能プロ関係者)