玉木氏「拙い表現を反省」 英語での発言釈明、「女性蔑視」批判受け
南有紀 安倍龍太郎
国民民主党の玉木雄一郎代表が24日に行った日本外国特派員協会での記者会見での発言が、波紋を広げている。英語で党の政策を説明する中で、「女性が理解するのは非常に難しい」と読み取った人から、SNSなどで「女性蔑視では」との批判が相次いだ。玉木氏は25日、自らのX(旧ツイッター)で「英語が未熟なため、拙(つたな)い表現をしてしまった」と釈明した。
この日の会見で玉木氏は、国民民主が女性からの支持が少ないことへの現状認識や対応について問われた。玉木氏は英語で「正直に言ってしまうと分かりません。ぜひ教えていただきたい」とした上で、「私たちの政策は男性だけでなく、女性にとっても良いものと考えているが、彼らにとってこれを理解するのはとても難しい」と述べた。
玉木氏は25日、Xでの投稿で「私の発言内容について、女性蔑視とのご指摘をいただいています」と言及。「私がお伝えしたかったのは『国民民主党の政策は女性にとっても良い政策だと考えていますが、実際には女性に届いていない実状があり、それについて難しさを感じています』でした」(原文ママ)と説明した。
さらに「理解する(understand)」ではなく「届く(deliver)」を使うべきだったとして、「英語が未熟なため、拙い表現をしてしまったことを反省しています。決して女性蔑視をするつもりはありませんでした」と記した。
玉木氏の発言
I think our policy is good not only for men but also women, and but I think it’s very difficult to understand for them.
【翻訳】私たちの政策は男性だけでなく、女性にとっても良いものと考えているが、彼らにとってこれを理解するのはとても難しい。
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