【セクハラ被害職員との音声全文】南城市長「ハグはやったさぁね」「あんたが言ってなかったら、僕はずっと否定するからさ」 沖縄
今年8月に、古謝景春・南城市長と、セクハラ被害を受けた職員とが交わした音声記録は次の通り。
【職員】 (※市長室のドアをノック) おはようございます。失礼します。熱いので気をつけてください。
【古謝景春南城市長】○○(職員名)、相談がある。僕がここで「○○(職員名)」とハグしたさ。これ、第三者委員会に、あんた話、したの?
【職員】え、わたし?
【市長】うん。
【職員】やってないです。
【市長】やってない?じゃあ、誰かが見てからさ、あんたと私のことを見てから、キスしてたって訴えているような感じがするわけさ。それ以外、全然やってないから…やってないよね?
【職員】はい。
【市長】本当にやってないよね?はい、分かった。お父さんが、あのう議会に、議員に圧力かけてたって話が聞こえるわけさぁ。だからあんたのお父さんなのかなぁって、びっくりしたわけさぁね。そんなことないよね?
【職員】(※戸惑いながら)あぁはい、そうです。
【市長】僕は○○(職員名)は娘のように昔から可愛がってるからさ。まさか、だから、キスされたとかどうのこうの言ってるのは、職員が誰か、嘘をついているんじゃないかなって思うわけさ。あの、こうハグ、二人でしたのも○○(職員名)が初めてだわけさぁね。それ以外には絶対だれにもやってない。だから誰か嘘ついている人がいるのかなぁって。じゃないよね?
【職員】はい。
【市長】OK、わかった。ありがとう。議員に言うからさ。「そんなことやってないよ」と。ねぇ?言っていいよね?
【職員】(※か細い声で)はい。
【市長】OK、ありがとう。
【職員】えっと、お昼がまだ確認してないんですけど、日替わり確認してからきます。
【市長】OK、OK。安心した。ありがとう。
【職員】失礼します。
【職員】 (※市長室のドアをノック) おはようございます。失礼します。熱いので気をつけてください。今日、日替わりがマーボー豆腐です。
【市長】それでいい。あ、○○(職員名)、今日、△△(秘書名)いる?
【職員】います。
【市長】△△(秘書名)とおみやげ。
【職員】え、いいです。△△(秘書名)さんに渡しておきます。
【市長】いいよ、いいよ。これぇ東京のよ、もつ煮、相当おいしいよ。人気店からだってさ。東京の。議員が、友達が多いから。
【職員】なんですか。あ、いいです、いいです。
【市長】もつ煮、いいよ。持って行って
【職員】じゃ△△(秘書名)さんには渡しますね。わたしは大丈夫です、市長。ありがとうございます。
【市長】ひとつは運転手。
【職員】わかりました。
【市長】おい、○○(職員名)。仲間(市議)と話したの、あんたか?
【職員】仲間さん?
【市長】この件で。
【職員】仲間さん?わたし話したことないですよ。
【市長】話したこと無い?あ、ほんとね。いや、あんたのことだはずよ。みんながここで見たっていうのは。
【職員】わたし?
【市長】うん、誰かが、あっちから、前は外、見えよったさぁね。
【職員】うん、うん。
【市長】だから、そうなると、あのこれはやられたけど、一緒に、本当、あの4年ぶりさぁね。だから「それ以外、変なことやられていない」って言ってね。
【職員】(※戸惑いながら)あ~あ。
【市長】もし何か聞かれたらね。
【職員】えっと、あれですか、あのーハグとかされたことですか?
【市長】そうそう、ハグはやったさぁね。
【職員】(※か細い声で)はい。
【市長】うん、それ以外はやっていないから。キスしているんじゃないかってみんな言ってるからさ。
【職員】うんうん。
【市長】あんたが言ってるのかなぁって思ってさ。
【職員】うんうん。わたしにした時のこと?
【市長】あんたが言ってなかったら、僕はずっと否定するからさ。
【職員】あ…
【市長】あんたの義理の親父が、来て議会に、議員さんに相当、圧力かけているっていうから。だから、誰かが言っている可能性があるからさ。ねぇ、言ってないよね?
【職員】はい。第三者委員会とかはいってなく…
【市長】(※威圧的に)あ?
【職員】第三者委員会には言ってなくて、お父さんに聞かれたときは話したことはありますけど、でも言ってないです。
【市長】これ、あったというのは、僕もかわいいから、4年ぶりに会うから、すごくうれしかったわけさぁ。娘のように思っているからさぁ。心配しないで。ねぇ。
【職員】はい、じゃあ、渡しておきます。マーボー豆腐でいいですか?
【市長】いいよ。
【職員】失礼します。