パキスタン、インドの水資源協定停止に法的措置を準備=閣僚
インダス川の水資源の配分を定めた2国間協定をインド政府が停止したことに対し、パキスタンが国際的な法的措置を準備していることが28日、明らかになった。24日、ハイデラバードで撮影(2025年 ロイター/Yasir Rajput)
[イスラマバード 29日 ロイター] - インド北部カシミール地方で発生した観光客襲撃事件を受け、インダス川の水資源の配分を定めた2国間協定をインド政府が停止したことに対し、パキスタンが国際的な法的措置を準備していることが28日、明らかになった。
パキスタンのマリク法務・司法担当相はロイターに対し、少なくとも3つの選択肢が検討されていると述べ、協定を仲介した世界銀行への問題提起、常設仲裁裁判所(PCA)やハーグの国際司法裁判所(ICJ)への提訴に言及した。
「法的戦略に関する協議はほぼ完了した」とし、どの手続きを進めるか「間もなく」決定すると述べた。複数の手段を講じる可能性が高いとの見通しを示した。
さらに、4つ目の外交的選択肢として、国連安全保障理事会(安保理)への問題提起も検討していると明らかにした。
同氏はあらゆる選択肢を検討しており、関連する全ての国際機関に問題を提起する用意があると説明した。「条約は一方的に停止できるものではなく、そのような規定は条約に含まれていない」と主張した。
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