呉市長選の投票率44・56% 前回を3・77ポイント下回る 戦後4番目の低さ

 9日投開票された呉市長選の投票率は44・56%で、前回2021年の48・33%を3・77ポイント下回った。戦後では4番目の低さとなった。

 「平成の大合併」以降、人口が20万人を下回って初めての市長選で、17年と並ぶ過去最多の4人の候補者が市の活性化策を訴えたが、有権者の関心はそれほど高まらなかった。

 期日前投票率は21・47%で、前回より1・31ポイント上昇した。

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 呉市選管によると、9日投開票の呉市長選の当日午後3時現在の投票率は15・32%で、2021年の前回選の同時刻の22・01%を6・69ポイント下回っている。

 呉市長選の8日までの期日前投票率は21・47%で、前回の期日前投票率の20・16%を1・31ポイント上回った。

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 呉市選管によると、9日投開票の呉市長選の当日正午現在の投票率は8・90%で、2021年の前回選の同時刻の12・89%を3・99ポイント下回っている。

 呉市長選の8日までの期日前投票率は21・47%で、前回の期日前投票率の20・16%を1・31ポイント上回った。

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 呉市選管によると、9日投開票の呉市長選の当日午前9時現在の投票率は1・30%で、2021年の前回選の同時刻の2・04%を0・74ポイント下回っている。 

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 呉市長選は9日午前7時、投票が始まった。投票は一部地域を除き午後8時まで。市長選には届け出順で、元陸上自衛官の新人東国裕氏(75)、3選を目指す現職新原芳明氏(75)=自民、立民、国民、公明推薦、元国会議員秘書の新人能勢泰人氏(57)、元総務省官僚の新人杉田憲英氏(56)の4人が立候補している。

 開票作業は午後9時にシシンヨーオークアリーナ(広大新開)で始まり、午後11時40分頃には結果が判明する見通し。

 また、新人3人が立候補した市議補選(補欠定数1)も9日午前7時に投票が始まった。10日午前1時ごろに結果が判明する見通し。

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