HR王シュワーバーよりも…大谷翔平が初戦で心がける"意識" 10分会見の一問一答
ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われるフィリーズとの地区シリーズ第1戦でポストシーズン初めて投打同時出場する。3日(同4日)に記者会見に臨み、意気込みを語った。一問一答は以下の通り。
【注目】久保竜彦が“勘ピュータ”でガチ予想!? 元日本代表の読みは当たるのかを検証――昨年は野手、今年は二刀流でプレーする。マウンドに上がる気持ちは。 「今はすごく楽しみにしています」
――ポストシーズンは好きな雰囲気か。 「もちろん緊張することもあるかとは思いますけど、シーズンこれまで勝ってきて、明日またプレーできる喜びを感じてますし。健康な状態で明日またプレーできる状態を迎えられれば、自分にとって幸せなことだなと思います」
――投手としてリハビリを終えた。 「シーズンの最後まで使って、しっかりとリハビリの過程を終了できたのは、それ自体が素晴らしいことでしたし。素晴らしい相手に僕らワイルドカードから勝ち上がっている立場なので。挑戦する気持ちを持って。素晴らしい相手に自分たちの野球ができれば十分に勝機があるのかなと思います」
――中継ぎとして準備するか。 「まぁ打撃もそうですけど。行けと言われた時に、行ける準備はしたいなと思っていますし。先発に関しては、その日の体調によりけりあると思いますけど、あらかじめ決まったスケジュールで行くのか、どこで行くのかは大体予想できるので。しっかり体調を合わせて。行けと言われたところで。イニングもそうですけど、5回を投げ切って、6回を投げ切って、次も行ってほしいというのであれば、ベストを尽くすのが仕事かなと思います」
――フィラデルフィア、ファンの印象は。 「野球に対しては熱量は高いですし、球場での盛り上がりは他の球場に比べて素晴らしい熱量があるなとは感じますね。あとはチーズステーキがすごく美味しいクラブハウスだなと毎回思っています」
レギュラーシーズン最終戦の前日を休養日に「特に後悔はないですね」
――最近フィリーズと対戦して難しさは。 「それはお互いにいいこともあれば、悪いことも。その都度、対戦するたびに学んでいくのかなと思うので。お互いに前回の対戦を通して、自分をどう攻めるのか、相手をどう攻めるのかを勉強して、明日の試合に臨むんじゃないかなと思います」
――球速が上がる傾向がある。興奮やアドレナリンを使う戦略はあるか。 「試合になったら球速が上がるタイプの投手もいますし、あまり変わらない投手もいると思いますけど。僕はどちらかというと、試合になると球速が上がるタイプなので。あとは全体のバランスが大事になってくると思うので。興奮するところは悪いことではないですし、それをしっかり制御して試合を作っていくのが大事かなと思います」
――ここまで来た思いは。 「明日まだどういった状態で迎えるかは確定していないですけど。今のところ、シーズンを健康な状態で終えて、リハビリもしっかりと準備と段階を経て、明日を迎えられそうだという状態に感謝したいですし、マウンドに上がった時に、また感じるのかなと思うので。まぁこういうところで、こういう舞台で、フィリーズという素晴らしい相手に投げられることに感謝したいなと思っています」
――最終戦前を休養日とした。パフォーマンスにつながっているか。 「特に後悔はないですかね。チーム全体のボリュームとして、また自分のボリュームとして、最後に休みを挟んだ方がいいんじゃないかなという判断だったと思うので。特に後悔はないかなと思っています」
――シュワーバーとの対戦。 「素晴らしい打者なので、しっかりとしたポイントをつければいいんじゃないかなと思っていますし。前回対戦した時とラインナップも変わっていると思うので。そこもケアしながら全体としてどう抑えていくかを第一優先にして考えていきたいなと思います」
――佐々木朗希が復帰した。どういう言葉をかけてきたか。 「本当に心強いとみんなが思っていると思いますし。ブルペンも新しいメンバーが入ってきて、活気づく状態じゃないかと思うので。シーズン中はロスに朗希がいなかったので、基本的にリハビリでアリゾナに行ったり、他のマイナーの試合に出たりという感じではあったので。こういう大事な舞台を前に、また健康な状態で戻ってきてくれたのはチームとして大きなことかなと思います」
(Full-Count編集部)