【ロッテ】吉井監督「よく我慢して2軍でしっかり調整してくれた」山口航輝先制3ラン/一問一答
<ロッテ6-3ソフトバンク>◇5日◇ZOZOマリン
ロッテは打線がつながり、カード初戦を制した。2回無死一、三塁のチャンスでこの日2カ月ぶりに1軍に復帰した山口航輝外野手(24)がソフトバンク先発・前田悠の変化球を左翼スタンドへ放り込み、先制の3ランとなった。3点リードの5回1死二、三塁のチャンスでは安田尚憲内野手(26)が、甘く浮いた変化球を逃さず右前へ運び、3試合連続の適時打で貴重な追加点を挙げた。
種市篤暉投手(26)は7回2/3を3失点、今季最多の12奪三振で4勝目を挙げた。3点リードの9回には益田直也投手(35)が抑え、名球会入りの250セーブまで残り「2」とした。
吉井理人監督(60)の一問一答は以下の通り。
-山口選手は本当にいきなり1発目のチャンスをものにしたというか。かなり強い決意を持って臨まれてた
「そうですね。2軍に落ちるときも調子悪くて落ちたんじゃなくて、ちょっとチーム事情で彼がはじき出されたって感じだった。どこかでチャンスをと思ってたんですけども、ほんとよく我慢して2軍でしっかり調整してくれたなっていうのがわかって。で、しかも上がってきてすぐ行ってくれてよかったです」
-もう1本のタイムリーは本人はどこに飛んだかわからないと
「2打席目、緩いチェンジアップ、ホームランのあと、真っすぐで攻めてくるだろうなってベンチでは見てたんですけど。2つまっすぐ見逃して、またフォークかチェンジアップ空振りしたんでね。多分反省を生かしてまっすぐしっかり打ちに行こうと思ったのが、あっち向いてホイだったんですけど。そのまっすぐ狙うっていう姿勢がよかったんじゃないかなという風に思います」
-種市投手は見逃し三振が6つあって、全部真っすぐだった
「横からなのであまりわからないですけど、多分かなり今日風吹いてたんで変化してたんだと思います」
-ちょっとシュート回転してた
「あんまり見逃し三振は評価できないんで、ほんとは空振り三振とってほしいんですけども。でも横から見る限り、まっすぐは開幕当初よりは全然変わってきてるんで、いいと思います」
-益田投手は9回を走者出しつつ抑えた
「攻撃でノーアウト満塁点入んなかったんで。で、これ先頭出したら流れ悪いなと思ったんですけども、あの2人目苦手の川瀬三振取ったんでね、あれはよかったですね」
-苦しい状況でも抑えきれるっていう彼の年の功
「どうなんすかね。まだまだ彼、本調子ではないんで、今日はなんとか抑えましたけども、もっともっと良くなると思ってます」