Google Pixelユーザーの「あの悪名高い不具合」解消へ。最新アップデートまとめ
Googleから2025年8月のアップデートが、対応するすべてのPixelデバイス向けに配信開始されました。 もしあなたのPixelの調子がいまひとつで、特にあの悪名高い「戻る」ボタンの不具合に悩まされていたなら、このアップデートこそが待ち望んでいた解決策になるかもしれません。 ただし、期待しすぎは禁物です。 これは新機能を追加したり、デザインを刷新したりする「フィーチャーアップデート」ではありません。 それでも、今回のアップデートが重要なものであることに変わりはなく、数多くのバグ修正とセキュリティパッチによって、あなたのPixelはより安定し、安全に使えるようになるはずです。 💡この記事のポイント3行まとめ Google Pixelの2025年8月アップデートは、新機能ではなくバグ修正とセキュリティ強化がメイン。 多くのユーザーを悩ませていた「戻る」ボタンが反応しない、ジェスチャー操作が遅れるといった問題がついに解消される。 アップデートはPixel 6以降が対象だが、バグ修正の恩恵を直接受けられるのはPixel 7以降のモデルとなっている。
今回のアップデートには、合計で3つのバグ修正が含まれています。 内訳はシステム関連が1つ、ユーザーインターフェース(UI)関連が2つです。 ※重要な点として、これらのバグ修正が適用されるのはPixel 7以降のモデルのみで、Pixel 6、Pixel 6 Pro、Pixel 6aは残念ながら対象外となります。 システムの安定性とパフォーマンスの向上Googleによると、システムアップデートは「特定の条件下における」安定性とパフォーマンスの全般的な改善を含むとのこと。 具体的な条件は明かされていませんが、もしお使いのPixelに漠然とした不調を感じていたなら、このアップデートで動作が少し安定することが期待できそうです。 UIの厄介なバグをピンポイントで修正ユーザーインターフェースに関する2つのバグについては、内容がはっきりと示されています。 1つ目は、特定の状況でダークモードが正常に機能しない問題を修正するものです。 時々ダークテーマに切り替わらなくて困っていたなら、このアップデートで解決する可能性があります。 2つ目は、特に広範囲で報告されていた問題への対応です。 6月頃から、一部のPixelユーザーは3ボタンナビゲーションとジェスチャーナビゲーションの両方で、操作が大幅に遅れたり、まったく反応しなくなったりする問題に直面していました。幸いなことに、このアップデートでそれらのバグは修正された模様です。