大谷翔平、菅野智之から2打席連発48号ソロ!3年連続キングへ1差…10年ぶり対戦で対菅野4打数4安打2本塁打
◆米大リーグ オリオールズ―ドジャース(7日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が7日(日本時間8日)、敵地・オリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。3回に2打席連発となる48号ソロを放ち、3年連続本塁打王に向け、リーグトップのシュワバー(フィリーズ)に1本差に迫った。
1点リードの3回先頭。2ボールからの3球目、内角94・9マイル(約152・7キロ)直球を捉え、打球速度108・2マイル(約174・1キロ)、打球角度27度、飛距離399フィート(約121・6メートル)でバックスクリーン右に運んだ。敵地が騒然とする中、大谷はクールにダイヤモンドを一周した。
1本目は初回先頭の第1打席。菅野智之投手(35)とは15年の交流戦以来10年ぶりの対戦だったが、2球目の外角94・4マイル(約151・9キロ)シンカーを捉えた。打球速度109・8マイル(約176・7キロ)、打球角度23度、飛距離411フィート(約125・3メートル)でセンター右のスタンドに着弾。2打数2安打1四球と打ち込んだ10年前に続き、メジャー初対戦では豪快な一発を放り込んだ。
5試合ぶりの本塁打は今季12本目の先頭打者アーチとなり、M・ベッツが2年前の23年にマークした球団最多記録に並んでいた。さらに2打席連発で2年連続の50号にもあと2本と迫り、対菅野はNPBと合わせて4打数4安打2本塁打1四球となった。
前日6日(同7日)の試合は山本由伸投手(27)が9回2死まで無安打無失点と快投したが、快挙まであと1人から被弾。ここで交代となり、その救援陣が3失点して悪夢の逆転サヨナラ負けを喫した。それから半日後のデーゲームで大谷が重たい雰囲気を切り裂く活躍を見せている。
◇大谷の年度別本塁打数(★は本塁打王)
▽18年 22本
▽19年 18本
▽20年 7本
▽21年 46本
▽22年 34本
▽23年 44本★
▽24年 54本★
▽25年 48本