杉浦悠太、香妻陣一朗ら全米オープンへ 石川遼は3年連続の突破ならず
◇メジャー第3戦◇全米オープン日本地区最終予選会(19日)◇タラオCC西コース(滋賀)◇7336yd(パー72)◇出場41人
今季メジャー第3戦「全米オープン」(6月12日~/ペンシルベニア州オークモントCC)の出場権をかけた日本地区最終予選会が行われた。
前日まで近隣コースで国内男子「関西オープン」が行われた上、一日36ホール競技というハードスケジュール。出場41人で出場3枠を争う戦いは関西オープン優勝の金子駆大ら23人が途中棄権した。
杉浦悠太、スコット・ビンセント(ジンバブエ)が通算10アンダーで初めて切符をつかんだ。4人が並んだプレーオフ1ホール目(1番)で香妻陣一朗がバーディを決めて2022年大会以来2度目の参戦を決めた。プレーオフ4ホールの末に河本力が補欠1番手、コー・タイチ(香港)が2番手に入った。
石川遼はプレーオフに1打及ばない通算8アンダー。3年連続の出場を逃して「悔しい思いはあるが、いいゴルフができた。いろいろ引っ提げて次につなげたい」と今週の国内メジャー「日本プロゴルフ選手権」(岐阜・三甲ゴルフ倶楽部 谷汲C)に向けて気持ちを切り替えた。
日本勢はほかに松山英樹が「2021-25年マスターズ優勝者」(21年優勝)のカテゴリーで出場権を保持している。
<上位成績> 1T/-10/杉浦悠太、スコット・ビンセント 3/-9/香妻陣一朗 ------<以上3人が出場権獲得>------
4/-9/河本力(補欠)
5/-9/コー・タイチ(補欠) 6/-9/デンウィット・ボリボンサブ