パキスタン北西部で豪雨、約200人死亡 救助ヘリ墜落も
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で発生した集中豪雨により、過去24時間で200人近くが死亡する事態となっている。15日撮影(2025年 ロイター/Stringer)
[イスラマバード 15日 ロイター] - パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州で発生した集中豪雨により、過去24時間で200人近くが死亡する事態となっている。地元当局が15日、明らかにした。
同州では集中豪雨や突発的な洪水、落雷、建物の倒壊が相次ぎ、丘陵地帯や山岳地帯で死者が出たという。同州当局者によると、最も被害が大きかったのは北西部ブネルで、洪水と大雨により100人が死亡した。
アフガニスタンとの国境に近いバジョールでは、救援物資を運んでいたヘリコプターが悪天候のため墜落し、乗っていた5人が死亡した。
国家防災管理庁の15日の発表によると、これまでの死者数は194人に上る。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab