基本的な科学的知識もなく自身のお説を主張する自称学問ってなんですか?
きょうは教育関係の記事から。
【筑波大、人文系組織を統合・再編へ 教員「縮小、質の低下」を懸念 】
筑波大が、三つある人文系の学類(学科)を2029年度に統合し、その上部組織である学群(学部)も改組する方針であることが、関係者への取材で判明した。中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は、少子化を理由に大学など高等教育機関の再編・統合が必要とする答申を2月にまとめており、国立大における先駆けになる可能性がある。一方で教員らからは「人文教育の縮小や質の低下につながりかねない」と反発する声も出ている。
毎日新聞が入手した内部文書によると、人文・文化学群の下にある、人文▽比較文化▽日本語・日本文化――の3学類を29年4月に統合。この学群を「人文学専門学群」に改組する。
文書では理由について、少子化に関する中教審の答申を挙げた上で「人文学を取り巻く問題として、専門分野の細分化、科学や工学のリテラシーの低さ、社会や産業界との断絶が指摘される」と明記。「教養知と専門知を両翼とする総合的人文学を学修する」などとしている。
(中略)
筑波大広報局は対面での取材に応じず「どのレベルの情報か真偽が確認できない。学類の廃止などの検討は行っていない」と文書で回答した。【酒造唯】
(2025/6/6 毎日新聞)
人文系を縮小して統合。
理由に少子化と
人文学を取り巻く問題として、専門分野の細分化、科学や工学のリテラシーの低さ、社会や産業界との断絶が指摘される
これは本当にその通りだと思います。
特に人文系は赤い教授がろくな研究実績もなしに赤い弟子を引き入れるための学問と化しているようなものがあるように見えます。
特に社会学とかには共産党の活動となぜか重なる連中が悪目立ちしていますし、
宮台真司(社会学)「処理水のトリチウム生体濃縮説」 上野千鶴子(社会学)「自閉症は母親の過保護が原因」 内田樹(フランス文学)「志賀原発で放射能漏れが発生」
その他人文系の悪目立ちする連中の科学との断絶は酷いものです。
基本的な科学的知識もなく、客観性も確保しようとせずに自身のお説を主張するのを学問と言い張っちゃうのがデカい面できてしまっているように見えます。
理系と文系と分けて考える事にブログ主はあまり賛成しません。
ですが、日本だと文系に属するものについては特に宗教的な思考がまかり通ってきたように思います。
マルクス主義経済学なんて宗教がまかり通っているのも日本くらいでしょうし。
理系であろうが文系であろうが、たとえば分析を行うのであれば可能な限り客観的であろうとその手法を探るのは当たり前であるはずです。
ところがエセ科学みたいなものがまかり通ってしまっているのは客観的にあろうとする視点が抜け落ちてしまっているからだと思います。
人間誰しも楽をしたいものですし、自説を否定されたくはないでしょう。
ですがそのために自説のためのこじつけを学問と言い張るのまで出てくるのは間違いです。
筑波大学の指摘する
科学や工学のリテラシーの低さ、社会や産業界との断絶
この部分は特に致命的ですがその通りだと思います。
人間、教養は大切ではありますが、教養と呼べるものにすらならない自称学問ってなんですか?って話でしょう。
筑波大学HPより
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年6月9日のエントリーより転載させていただきました。