7月百貨店売上高6カ月連続で前年割れ、訪日客の売上減少続く

 日本百貨店協会が25日に発表した7月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比6.2%減の4683億円と6カ月連続で前年を割り込んだ。写真は涼をとるためにミストを浴びる外国人観光客。8月22日、東京で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)

[東京 25日 ロイター] - 日本百貨店協会が25日に発表した7月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比6.2%減の4683億円と6カ月連続で前年を割り込んだ。前年に伸びた反動に加えて、全国的な猛暑で来客数が減少した影響が出た。

インバウンド(訪日外国人)の免税売上高は同36.3%減と落ち込みが続いている。購買客数は47万人(同16.7%減)と3カ月連続マイナス。先月に続き、香港、韓国の購買客数の減少幅が大きかった。

商品別では、主要5品目がすべてマイナスだった。高級ブランドを含む身のまわり品が16.1%減と目立って減少した。

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