【天皇賞(春)】(京都)名手のエスコートに応え接戦をものにしたヘデントールが、春の盾で戴冠|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI

京都11Rの第171回天皇賞(春)(4歳以上GI・芝3200m)は1番人気ヘデントール(D.レーン騎手)が勝利した。勝ちタイムは3分14秒0(良)。アタマ差の2着に6番人気ビザンチンドリーム、さらに3馬身差の3着に4番人気ショウナンラプンタが入った。

ヘデントールは美浦・木村哲也厩舎の4歳牡馬で、父ルーラーシップ、母コルコバード(母の父ステイゴールド)。通算成績は9戦6勝。

レース後のコメント

1着 ヘデントール(D.レーン騎手) 「道中はとてもいいスペースに入れましたし、直線でも手応え十分で、最後は外からビザンチンドリームが来ましたが、いいファイトを見せてくれました。スタートも良く、最初のコーナーまでに内側のいいところにはまることができました。馬が前にいたので折り合いもスムーズで直線を迎えられました。まだ4歳ですし、体も精神状態も若いので、今後成長してくればもっといい馬になると思います」

2着 ビザンチンドリーム(A.シュタルケ騎手) 「最初もう少し流れてくれれば良かったです。後ろでためていいリズムでリラックスして運ぶことができました。それが最後の直線の脚につながりました。スペースができるのを待つ感じになりましたが、スペースができてからは追い出していい脚を使ってくれました。結果は惜しくて悔しいです。能力が高く今後も活躍して欲しいです」

3着 ショウナンラプンタ(武豊騎手) 「思ったレースはできました。直線に向いてリードを取りたかったのですがそこまでのキレがありませんでした。でも自分のレースはできたと思います」

4着 サンライズアース(池添謙一騎手) 「肩ムチを使ったり、促しながら、ずっと追い通しでした。ほど良いハミのかかり具合があればいいのですが、遊んで走っています。それでも、長く脚を使って、かわされても踏ん張れたのは、力のある証拠だと思います。今日は馬込みの中でのレースも初めてで、それは今後に生きてくると思います。キャリアも浅く、まだこれからの馬だと思います」

5着 マイネルエンペラー(丹内祐次騎手) 「この馬の持ち味を活かそうと運んで悔いの無い競馬はできました。このメンバーの中、頑張ってくれました」

6着 ジャスティンパレス(鮫島克駿騎手) 「外枠でスタートが決まらず、難しいレースになりました。そこからリズムを整えながら追走して、4コーナーで勝負圏内に、と考え、向正面で無理せず押し上げてという競馬でした。多くの方の支持に応えられず、申し訳なかったです」

8着 ブローザホーン(菅原明良騎手) 「ゲートを出て、良いポジションで折り合いもつきました。ただ、馬場が硬くて、スピードの乗りがよくありませんでした。柔らかい馬場で、しぶとさ勝負が良いと思います」

9着 ワープスピード(横山和生騎手) 「向正面でペースが上がった時、2着馬についていくのに一杯一杯になりました。頑張っていますが、今日は時計が速かったです」

10着 プラダリア(松山弘平騎手) 「今日はトップスタートを切って好位で競馬をと考えていました。自分のリズムで逃げ馬の後ろで競馬をすることができました。道中の雰囲気は良く、もう少し踏ん張れると思いましたが、今回は距離なのかなとも思います。状態は良かったです」

11着 ハヤテノフクノスケ(岩田望来騎手) 「良く頑張ってくれたと思います。また力を付けて来年、出直したいと思います」

14着 ジャンカズマ(野中悠太郎騎手) 「出負けしてハナに行った分苦しくなるのが早かったのですが、自分の競馬はしてくれたと思います」

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