【最強】ただのスーパーじゃなかった! 昭和レトロの奥に広がる “本気すぎるスイーツ天国”「ハイショップふじた」がすごい!
岐阜市の住宅街に、ちょっと変わったスーパーがあるという噂を聞きつけた。その名も「ハイショップふじた」。
名前からして昭和の香りが漂うが、外観からは想像できない “本気スイーツ” が話題とのこと。
正直、スーパーのスイーツといえば「まあまあおいしいけど、感動はない」くらいのイメージだが、今回はその印象がひっくり返された。
・見た目は昔ながら、奥は別世界
外観は完全に昔ながらのご近所スーパー。
年季の入った壁、低めの天井、蛍光灯の光。どこを切り取っても “昭和” 感が漂う。
店内には、地元の常連客がのんびりと買い物を楽しんでおり、オーガニック食品や野菜チップスなど、健康志向の品も目立つ。
一方でペットボトルはラフに積まれていたりと、少し抜け感もある。
でも、まぁ地方の普通のスーパーかと思いきや、店の奥へ進むと空気がガラリと変わる。
そこには人だかりができており、明らかに賑わっているエリアが。そう、スイーツコーナーだ。
ケーキ、ゼリー、和菓子、台湾カステラ……所狭しと並び、どれもとにかく美味しそう。
明らかに “ただのスーパー” の域を超えている。しかも自家製!
なかでも目を引いたのは、カットメロンがごろごろ入った「メロメロメロン(734円)」。生クリームやスポンジがたっぷり詰まっており、見た目からして贅沢感満載。
ほかにも、スーパーとは思えない、コスパのいい本格的なスイーツがズラリと並ぶが、「カヌレ(216円)」はなぜかお惣菜コーナーに鎮座。
焼き上がり時間まで書かれていて、ただ者ではない雰囲気。
さらには、「クルミッ子」を彷彿とさせる「くろのっ子(540円)」など、気になる商品が続々と登場。思わずカゴに詰めてしまった。
・いざ実食!
まずは名物「メロメロメロン」から。
結構ボリュームがある!
上にのっていたのはなんと、かぼちゃプリン。メロンとかぼちゃという組み合わせに一瞬たじろいだが、食べてみるとプリンが驚くほど濃厚で、主役級のおいしさ。
メロンはジューシーで甘みがあり、生クリームとスポンジは、主張控えめでメロンをしっかり引き立てている。
これは確かにメロメロになるおいしさだ。しかもこれで734円って、お得だと思う。商品名「メロメロメロン」にも納得だ。
続いて、あの惣菜コーナーで手に入れた「カヌレ」。
表面はカリカリ系ではなく、しっとりと柔らかく、香ばしさが広がるタイプ。
ラム酒の香りがふわりと漂う。やや空洞は多めなような気もするが、味の完成度は専門店に引けを取らない。
甘いもの続きで口をリセットしたくなり、ちゃっかり購入していた「飛騨牛コロッケ(216円)」も実食。
サクサクの衣の中には、しっかりと牛肉の旨みとじゃがいもの甘み。これ観光地で食べたら、きっと高いよ。
そして気になる「くろのっ子」。ちなみに、商品名は「黒野」という地名に由来している……。
名前だけでなく、サイズ感も、やはり「クルミッ子」にそっくり。実際の味も負けておらず、おいしい!
ただし少し柔らかめなので、中身がこぼれないよう注意が必要だ。
・見た目に惑わされるな、ここはスイーツの聖地
昭和レトロな外観、本気のスイーツ、そして良心的な価格。
「ハイショップふじた」は、三拍子そろった “スーパーの皮をかぶったスイーツの楽園” だった。
なにかのついでで構わない。「ちょっとおもしろいスーパーに行ってみたい」と思ったときには、ぜひ立ち寄ってみてほしい。
参考リンク:ハイショップふじた公式Instagram 執筆:夏野ふとん Photo:RocketNews24.