プーチン氏は「人殺しやめる」、エネルギー価格下落なら=トランプ氏

トランプ米大統領は5日、エネルギー価格の下落によってロシアに対し、ウクライナでの戦争を停止するよう圧力がかかる可能性があり、プーチン大統領は「人を殺すのをやめるだろう」と述べた。2018年7月、フィンランド・ヘルシンキで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、エネルギー価格の下落によってロシアに対し、ウクライナでの戦争を停止するよう圧力がかかる可能性があり、プーチン大統領は「人を殺すのをやめるだろう」と述べた。

トランプ大統領はCNBCとのインタビューで「エネルギー価格がさらに1バレル=10ドル下がれば、プーチン大統領は他に選択肢がなくなるだろう。なぜなら彼の経済は悪化しているからだ」と語った。

さらに、エネルギー価格の下落は石油輸出国機構(OPEC)などによる増産によるものと指摘。「彼らは私を喜ばせたいと思っているのだろう」とし、今後一段の下落を予想していると語った。

トランプ氏は7月末、ロシアがウクライナ戦争の終結に向けて進展を示さなければ、「今日から10日以内」にロシアに対し関税などの制裁措置を課すと再表明。さらに、トランプ政権はインドと中国に対し、ロシア産原油の購入を停止するよう圧力をかけている。

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