NVIDIA、エッジAI向け「Jetson」新型。AIで開発期間も大幅短縮
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NVIDIAは、メインストリームのロボティクス/エッジAI向けコンピュータ「Jetson Thor T3000/T2000」を発表した。現在開発を進めており、2027年第1四半期の投入を予定している。
Jetson Thor T3000およびT2000は、既存のJetson AGX OrinとJetson T4000/T5000との間に位置するメインストリームのエッジコンピュータ。BlackwellベースのGPUを採用し、コンパクトで電力効率に優れる点が特徴となっており、いずれもNVIDIAのソフトウェアスタックやオープンモデルを活用できる。
Jetson T3000は、70W動作で865TFLOPS(FP4)の演算性能を発揮。産業用途などを想定したIGXプラットフォームのモデルも用意する。Jetson T2000は同T3000の下位モデルとして、40W動作で400TFLOPS(FP4)の演算性能を発揮する。
また、Jetson上のソフトウェアスタックを自律的に動作させられるようにする仕組み「Jetson Agent Skills」も新たに用意。多数のセンサーやアクチュエータなどの制御、リアルタイムOS、安全性の確保など、複雑で開発にも時間がかかる組み込みシステムの課題を解決する。
エージェンティックAIによるさまざまなスキルを活用することで、従来数週間かかっていた開発期間を数日間に大幅短縮できるとする。加えて、AIの自動メモリ最適化により、同等のパフォーマンスを維持しつつ、1つ下のグレードのコンピュータに切り替えることも可能となり、コストカットにも寄与できるとしている。
あわせて、日本の企業やスタートアップとの連携強化についても紹介。言語やエージェンティックAI、創薬などの分野において、NVIDIAのオープンモデルであるNemotronやBioNeMoが活用されており、企業やスタートアップによる産業特化型AIの開発が進められている。
また、先進フィジカルAIに関してトヨタとのパートナーシップを拡大。車両向けプラットフォームやソフトウェアの開発、Omniverseを活用した生産ラインのデジタルツイン、スマートシティの構築などで協業を進める。