177億円ラミレスがNPB入り熱望「日本に行きたい」 通算264HR&256盗塁の超大物
【MLB】ガーディアンズ ー ドジャース(日本時間27日・クリーブランド)
全てがジョークには聞こえなかった。ガーディアンズの試合前クラブハウス。主砲ホセ・ラミレス内野手が日本メディアに声をかけてきた。
「日本に行きたいと思ってる。ここの契約が終わったら」
通算264本塁打&256盗塁を誇るメジャーを代表する強打者の1人。昨季は39本塁打&41盗塁と40-40の達成まであと少しの大活躍を見せた。2022年4月にガーディアンズと5年総額1億2400万ドル(約177億円)で契約延長。チームとの契約は2028年まで残っているが、「日本でたくさんホームラン打てるかな? たくさんお金ももらえるかな?」。NPB入りに興味を持っていることは間違いなさそうだ。
チームメートで仲が良いスティーブン・クワンは、母方の祖父母が山形出身。「クワンは日本代表としてWBCに出たいみたいだね」。日本に興味を持つようになったのはチームメートの影響も少しはあるようだ。
1992年9月17日生まれ。本当にNPBへやってくるとすれば、2029年シーズンは36歳だ。「1年だけでもプレーしたいね。どこのチームがいいかな」と思いを巡らせていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)