トランプ氏が米ロ首脳会談に意欲、ロシア「不可欠だが準備必要」
5月16日、トランプ米大統領(写真)は、中東歴訪を終えたらワシントンに戻ると述べた。同日、サウジアラビアのアブダビで撮影(2025年 ロイター/Amr Alfiky)
[モスクワ 16日 ロイター] - トランプ米大統領は16日、中東歴訪を終えたらワシントンに戻る考えを示した。
トルコで行われるロシアとウクライナの和平に向けた直接協議に言及し「さてロシアとウクライナで何が起こるか」と述べた。
また「準備が整い次第」ロシアのプーチン大統領と会談する予定だと語った。
これを受け、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、米ロ首脳会談は不可欠だが、かなりの事前準備が必要であり、実現した際には結果を出さなければならないと述べた。
「二国間関係の観点からも、国際問題やウクライナ危機も含めた地域の問題を最高レベルで真剣に話し合うという観点からも、会談は必要だ」と語った。
ロシアとウクライナはこの日、トルコのイスタンブールで和平に向けた直接協議を開始した。 もっと見る
ペスコフ氏はこの協議について、ロシアの交渉チームは本国と常に連絡を取り合っており、プーチン大統領はリアルタイムで最新情報を受け取っていると述べた。
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