韓国が初勝利も「総得点1」届かず3位フィニッシュ…ウクライナ、パラグアイが突破!!:U-20W杯B組

　U-20ワールドカップは3日、B組のグループリーグ第3節を行い、韓国がパナマを2-1で破った。韓国は大会初勝利。それでも他会場でウクライナ対パラグアイが2-1に終わったため、韓国は「総得点1」の差で2位に届かず、3位でグループステージを終え、ベスト16進出は「各組3位の成績上位4か国」の条件次第となった。 　韓国は開幕節でウクライナに敗れると、第2節もパラグアイに引き分け、崖っぷちで迎えた最終節でパナマと対戦。前半24分、FKのクイックリスタートから左サイドを攻め込むと、DFペ・ヒョンソのクロスをFWキム・ミョンジュンが落とし、最後はMFキム・ヒョンミンが決めて先制点を奪った。 　1-0で迎えた後半7分には右サイドを個人技で破られ、FWエマニュエル・ワイルダーのゴールで同点に追いつかれたが、同13分にすぐさま勝ち越し。MFソン・スンミンの右CKをDFシン・ミンハが高い打点のヘディングシュートで突き刺した。試合はそのまま2-1で勝利。他会場の結果を待つ形となった。 　ところがもう1試合のウクライナ対パラグアイはウクライナが2-1で勝利し、両チームが揃って勝ち上がることが決まった。 　ともに勝ち点4で並ぶウクライナ対パラグアイは引き分けに終われば韓国対パナマ戦の結果とは無関係に自力突破が決まるという中、逆転首位を狙うウクライナが後半立ち上がりに先制点を奪い、試合が動く流れとなったが、2-1の1点差でタイムアップ。韓国はパラグアイと①勝ち点(4)、②直接対決の結果(△0-0)、③得失点差(0)で並んだが、④総得点(パラグアイ4、韓国3)で1ポイント及ばず、3位フィニッシュとなった。 　B組の順位は以下のとおり

【順位表】

1.ウクライナ(7)+2 2.パラグアイ(4)0/総得点4 3.韓国(4)0/総得点3 4.パナマ(1)-2 ●U-20ワールドカップ2025特集▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中