本日開幕!2025年F1エミリア・ロマーニャ:視聴方法と開催日程、天気と概要―DAZN&フジNEXT配信スケジュール
2025年シーズンのFIA-F1世界選手権第7戦エミリア・ロマーニャGPが、5月16日(金)のフリー走行1で幕を開ける。開催日程・概要・天気並びに、視聴方法、日本における放映権を持つ「DAZN」および「フジテレビNEXT」の解説・実況陣をまとめる。
イモラ・サーキットは、2006年を最後にF1カレンダーから姿を消していたが、2020年に新型コロナウイルスの影響による代替開催地として復活を果たした。だが、現行の開催契約は2025年シーズンまでとなっており、今回が最後のF1レースとなる可能性が高まっている。
Courtesy Of Ferrari S.p.A.
フェラーリの応援のためにイモラ・サーキットに駆けつけたティフォシ、2022年4月23日F1エミリア・ロマーニャGP
金曜日に行われるフリー走行1回目および2回目は、天候に恵まれ、雨の心配はなさそうだ。一方で、予選が行われる土曜日は午後から天気が下り坂となり、16時の予選開始時の降水確率は50%と、雨が降る可能性がある。
決勝レースが行われる日曜午後の降水確率は25%となっており、一時的な雷雨の可能性も指摘されている。
予選・決勝ともにウエットコンディションとなる可能性があるため、各チームの戦略に影響が及ぶことも予想される。
Courtesy Of Ferrari S.p.A.
雨のイモラ・サーキットをインターミディエイトで走行するフェラーリのシャルル・ルクレール、2022年4月22日F1エミリア・ロマーニャGP FP1
2025年F1エミリア・ロマーニャGPは、フジテレビNEXTとDAZNの2つの有料チャンネルで、フリー走行を含む全セッションが生放送・ライブ配信される。両サービスともに再放送や見逃し配信を実施するが、地上波やBSでの無料放送はない。各セッション終了後には、F1公式YouTubeチャンネルでハイライト動画が公開される。ただし、いずれも英語のみとなる。
すでにCSアンテナが設置されている家庭であれば、日本のF1放送を長年にわたって単独で担ってきたフジテレビNEXTの利用を検討する価値がある。月額2,409円(税込 / スカパー!基本料を含む)と、DAZNよりも安価で、さらに遅延や配信トラブルのリスクが少ない点も魅力だ。
一方、CSアンテナを設置していない場合や、スマートフォンやパソコンなどで手軽に視聴したい場合にはDAZNが有力な選択肢となる。DAZNは本家サービスに加え、いくつかの外部プラットフォーム経由でも視聴可能で、ユーザーの利用スタイルに応じた柔軟な選択肢が用意されている。
シーズンを通してF1を視聴したい場合は、本家DAZNの「年間プラン(一括払い)」が最も割安で、月額換算では2,666円(税込)となる。コストパフォーマンスを重視するファンには特におすすめのプランだ。
「DMM × DAZNホーダイ」も一考の価値がある。DAZN以外にも動画サービス「DMM TV」や成人向けの「FANZA TV」など、「DMMプレミアム」の膨大なコンテンツが利用可能となる。通常、両サービスを別々に契約すると月額4,750円が発生するが、このプランでは3,480円で利用できる。これは本家DAZNの月額プラン(4,200円)よりも割安だ。
ドコモユーザーが検討すべきは「DAZN for docomo」だ。各種特典を活用することで実質月額3,136円(税込)で利用可能だ。これは、DAZN月額プランの中での実質最安値となる。
各サービスを詳しく比較したい方は「F1視聴方法完全ガイド:DAZNとフジNEXT、知らないと損する選び方」を参照されたい。
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イモラ・サーキット(F1エミリア・ロマーニャGP)の2022年版コースレイアウト図
イモラ・サーキットとして知られるアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリは、イタリア・エミリア=ロマーニャ州に位置する伝統的なレーシングサーキットだ。
1980年に「イタリアGP」の名のもとで初めてF1グランプリが開催された。翌1981年から2006年までは「サンマリノGP」として毎年F1レースが行われ、長らくカレンダーの定番となっていた。新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う日程変更の影響で、代替グランプリとして2020年にカレンダーへ復帰した。
全長4.909kmのコースは、比較的直線主体のレイアウトに見えるも、各ストレートの長さは短く、冷却に使える時間が限られるため、ブレーキにとっては厳しいコースでもある。
全長 4.909 km レース周回数 63 レース距離 309.0 km コーナー数 19(左10/右9) ポールの位置 左側 ピットレーン長 548 m ピットストップ時間 約25秒(80 km/h制限時) 最高速度 328 km/h 燃料消費 高 DRS区間 1箇所(19コーナーの40m先) ラップレコード 1:15.484(ルイス・ハミルトン/2020年) コースレコード 1:13.609(バルテリ・ボッタス/Q3/2020年) FP1と予選Q3の最速タイム差 2.244秒 予選Q1とQ3の最速タイム差 1.016秒 ポールポジション マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 優勝者 マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 勝利戦略 1回 合計オーバーテイク数 30回(通常:5回+DRS:25回) リタイヤ数 1台 チーム ドライバー マクラーレン ランド・ノリス オスカー・ピアストリ フェラーリ シャルル・ルクレール ルイス・ハミルトン レッドブル マックス・フェルスタッペン 角田裕毅 メルセデス ジョージ・ラッセル アンドレア・キミ・アントネッリ アストンマーチン フェルナンド・アロンソ ランス・ストロール アルピーヌ ピエール・ガスリー フランコ・コラピント ハース エステバン・オコン オリバー・ベアマン レーシング・ブルズ アイザック・ハジャー リアム・ローソン ウィリアムズ カルロス・サインツ アレックス・アルボン ザウバー ニコ・ヒュルケンベルグ ガブリエル・ボルトレート