国の姿映す統計の劣化、政府は直視を 肥後雅博・東大教授の危惧
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国勢調査など600を超える政府統計は国の姿を映す鏡だ。日銀や政府内で長く統計に関わってきた東京大学の肥後雅博教授は、その鏡面が曇り始めたと危惧する。社会構造の変化で調査が難しくなっても、政策の根拠に使う政治家や官僚の関心は低い。劣化する統計をいかに立て直すべきかを聞いた。
政府は5月、2025年国勢調査の速報値を公表した。あらゆる政策の根拠となる「最重要統計」だ。プライバシー意識の高まりや外国人住民の増加で近年は回収率低下が続く。...
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