NY市場サマリー(30日)株下落、ドル・長期債利回り上昇
終盤の取引でドル/円 は0.89%高の154.49円。ただ、ドルは対円で週初からは0.8%下落した。ドルは先週末に為替介入の準備段階と見なされる「レートチェック」を日米当局が実施したとの観測が出たことで急落していたが、市場関係者の間でドルの下落は行き過ぎていたとの見方も出ている。
終盤の取引で主要通貨に対するドル指数 は0.79%上昇の96.93。
ユーロ/ドル は0.79安の1.1874ドル。
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは0.16%安の8万4264ドル。一時は8万1104ドルと、昨年11月21日以来の安値を付けた。
NY外為市場:
<債券> 長期ゾーンの国債利回りが上昇した。トランプ大統領が連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ元理事を新議長に指名したことを受けた。ウォーシュ氏はFRBのバランスシート縮小を望んでおり、これが債券市場にとって弱気材料になるとみられている。
30年債利回りは1.7ベーシスポイント(bp)上昇の4.872%。一時、6bp上昇し、取引時間中の最高水準となる4.914%を付けた。月間では4bp上昇し、3カ月連続上昇の見通しとなった。
10年債利回りは1.2bp上昇の4.239%。月間では9bp上昇の見込みとなった。
2年債利回りは2.5bp低下の3.527%。週間では昨年11月中盤以来の低下幅となった一方、月間では昨年7月以来の上昇幅となる見通し。
ウォーシュ氏の指名を受けて、利回り曲線は拡大し、2年債と10年債の利回り格差は一時、1週間超ぶりの水準となる71.50bpまで拡大した。直近では71.3bp。月間では約4bp拡大、週間では昨年12月終盤以来の高水準となる見通しとなった。
米金利先物市場が織り込む、FRBによる年内の利下げ幅は計約51bpとなっている。
米金融・債券市場:
ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.59対1で上回った。ナスダックでは値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.02対1で上回った。
米取引所の合算出来高は238億8000万株。直近20営業日の平均は194億2000万株。
米国株式市場:
<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長指名を背景に対主要通貨でドルが上伸する中、利益確定の売りが殺到し、急反落した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比609.70ドル(11.39%)安の1オンス=4745.10ドル。
NY貴金属:
<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、対ユーロでドル買いが優勢となる中、利益確定の売りも重なり、4営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月3月物は前日清算値(終値に相当)比0.2 1ドル(0.32%)安の1バレル=65.21ドルだった。月間では13.57%高。 4月物は0.27ドル安の64.74ドル。
NYMEXエネルギー:
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab