今季も驚き“ニセコ価格”カツカレー3000円でも利益は180円、VIPに人気のケータリング1回30万円でも“安い”ワケ…北海道民には遠いリゾートの経済の仕組み(HBCニュース北海道)

多くの外国人が訪れることで知られる北海道ニセコ町。物価の高騰が注目されているエリアに足を運ぶと、ニセコ流の『経済の仕組み』が見えてきました。 【画像を見る】道民には“遠いリゾート”需要に合わせたニセコ流経済の仕組み ■ニセコ価格、裏事情をみると…利益は大差ない HBCテレビの「もんすけ調査隊」が行っているニセコ町の物価の定点調査。 全国に衝撃を与えた”ニセコ価格”から2年。現地は今、どうなっているのか? 調査員 「今年も街の通りには、日本人の姿は見当たりません」 キッチンカーを見てみると、やきそばが3000円、味噌ラーメン3000円。 今やこの価格が「冬のニセコ」のスタンダードのようだ。 それにしても、なぜ観光エリアだけ、こんなに物価が高いのか? 過去にニセコで飲食店を経営 冨田竜海さん 「高いと言われる店も、基本的に冬の100日間が勝負。仮に相場の倍の価格を取ったとしても、100日間で365日分の売り上げを上げようと思ったら、それでも足りない」 背景にあるのは、異常なまでの「コスト高」。 ヒラフ地区の家賃はワンルーム9万円と、今や東京並み。 アルバイトも2000円や3000円の時給を出さないと集まらないという。 ■3000円のカツカレーで利益は180円 例えば、3000円のカツカレーの場合。 実は半分以上が「人件費」と「家賃」。利益はわずか180円ほどだという。 札幌で1000円で販売した場合の利益と、大きな差はないとの説明だ。 もちろん全ての店が、そういうわけではないが。 過去にニセコで飲食店を経営 冨田竜海代表 「富裕層の客に感じるのは『価格=価値』という考え方」 価格は、得られる満足感の裏返し。 世界のVIPが求めるのは安さではなく、自身のこだわりや要望を満たしてくれる「パーソナルな対応」だという。 ■「日本の時給だけに着目せずに、世界水準で設定」 数々の賞を受賞した高級ホテル「ザ・ヴェール・ニセコ」では… NISADE|The Luxe Nomadホテルマネージャー ティムシリン倫子さん  「私どものリクルートメントは、経験豊富な人材を取り入れるため、日本の時給だけに着目せずに、世界水準で設定をしています」

HBCニュース北海道
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