怪しい雲行き…F1マイアミGP:視聴方法と開催日程、天気と概要―DAZN&フジNEXT配信スケジュール
2025年シーズンのFIA-F1世界選手権第6戦マイアミGPが、5月2日(金)のフリー走行1で幕を開ける。開催日程・概要・天気並びに、視聴方法、日本における放映権を持つ「DAZN」および「フジテレビNEXT」の解説・実況陣をまとめる。
マイアミ・インターナショナル・オートドロームは、米国フロリダ州マイアミ郊外に位置するハードロック・スタジアムとその周辺を舞台とする専用仮設サーキットで、マイアミGPでは今季6回計画されているスプリントの2回目が行われる。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
2025年第6戦F1マイアミGP開幕を前にアメリカンフットボール選手のジャスティン・ジェファーソンと会話を交わす角田裕毅(レッドブル・レーシング)、2025年5月1日マイアミ・インターナショナル・オートドローム
雲が広がる予報ではあるものの、金曜日と土曜日はドライコンディションが期待できる。一方、決勝レースが行われる日曜日の午後は、にわか雨が予想されており、レース時間帯の降水確率は40%。時間の経過とともに降水確率は上昇し、落雷の可能性も指摘されている。
2022年の初開催以来、マイアミでのF1セッション中に雨が降ったことは一度もない。したがって、今回の決勝が初のウェットコンディションとなれば、各チームは前例のない状況に直面することになるかもしれない。
Courtesy Of Red Bull Content Pool
マイアミ・インターナショナル・オートドロームを走行するレッドブルRB18、2022年5月7日F1マイアミGP FP3
2025年F1マイアミGPは、フジテレビNEXTとDAZNの2つの有料チャンネルで、フリー走行を含む全セッションが生放送・ライブ配信される。両サービスともに再放送や見逃し配信を実施するが、地上波やBSでの無料放送はない。各セッション終了後には、F1公式YouTubeチャンネルでハイライト動画が公開される。ただし、いずれも英語のみとなる。
すでにCSアンテナが設置されている家庭であれば、日本のF1放送を長年にわたって単独で担ってきたフジテレビNEXTの利用を検討する価値がある。月額2,409円(税込 / スカパー!基本料を含む)と、DAZNよりも安価で、さらに遅延や配信トラブルのリスクが少ない点も魅力だ。
一方、CSアンテナを設置していない場合や、スマートフォンやパソコンなどで手軽に視聴したい場合にはDAZNが有力な選択肢となる。DAZNは本家サービスに加え、いくつかの外部プラットフォーム経由でも視聴可能で、ユーザーの利用スタイルに応じた柔軟な選択肢が用意されている。
シーズンを通してF1を視聴したい場合は、本家DAZNの「年間プラン(一括払い)」が最も割安で、月額換算では2,666円(税込)となる。コストパフォーマンスを重視するファンには特におすすめのプランだ。
「DMM × DAZNホーダイ」も一考の価値がある。DAZN以外にも動画サービス「DMM TV」や成人向けの「FANZA TV」など、「DMMプレミアム」の膨大なコンテンツが利用可能となる。通常、両サービスを別々に契約すると月額4,750円が発生するが、このプランでは3,480円で利用できる。これは本家DAZNの月額プラン(4,200円)よりも割安だ。
ドコモユーザーが検討すべきは「DAZN for docomo」だ。各種特典を活用することで実質月額3,136円(税込)で利用可能だ。これは、DAZN月額プランの中での実質最安値となる。
各サービスを詳しく比較したい方は「F1視聴方法完全ガイド:DAZNとフジNEXT、知らないと損する選び方」を参照されたい。
マイアミ・インターナショナル・オートドロームの概要とレイアウト図
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マイアミ・インターナショナル・オートドローム(F1マイアミGP)のコースレイアウト図とDRSゾーン
全長5.412kmのマイアミ・インターナショナル・オートドロームは、19のコーナーと3つのDRSゾーンを備えており、高速ストレートとテクニカルな低速セクションで構成されている。
全長 5.412 km レース周回数 58 レース距離 308.3 km コーナー数 19(左12/右7) ポールの位置 左側 ピットレーン長 376 m ピットストップ時間 約17秒(80 km/h制限時) 最高速度 331 km/h 燃料消費 低 DRS区間 3箇所(T9-11、T16-17、T19-1) ラップレコード 1:29.708(フェルスタッペン/2023年) コースレコード 1:26.814(フェルスタッペン/Q3/2023年)