《“夫婦仲がいい”と周囲にのろける》松嶋菜々子と反町隆史、化粧品が売れに売れてCM再共演「円満の秘訣は距離感」 結婚24年で起きた変化

「夫の肌を見ると思います。これまでの経験や思いがそこに全部刻まれているなって……」──2023年、21年ぶりにCMで夫婦共演し、仲睦まじい姿を見せた松嶋菜々子(51)と反町隆史(51)夫妻。

 冒頭の松嶋のセリフは、同年11月22日の“いい夫婦の日”に公開された資生堂の男性向けスキンケアブランド「SHISEIDO MEN」のCMでのワンシーン。夫婦が見つめ合い、思わず照れ笑いする反町の姿や、夫婦の自然な様子が話題に。そんな夫婦が今年7月、再び同CMで共演した。広告会社関係が語る。

「もともとこの商品の購入者の半分以上が、女性のギフト需要によるものだったこともあり、反町さんに加えて松嶋さんがキャスティングされました。CMを放送してから、夫婦の自然なやりとりが話題を呼び、商品の売り上げが倍増したそうです。

 2023年に続き、今年の7月末から満を持して同ブランドの新CMがオンエアされることになりました。今回のCMでは、松嶋さんが反町さんの写真を撮るシーンがあり、発表会見で反町さんは『思った以上に緊張しました』『素の感じが出たのかな』と、照れ笑いを浮かべていました」

 ドラマ『GTO』(フジテレビ系)での共演がきっかけで2001年に結婚した2人。夫婦となって24年を経ても、その関係は色褪せないようだ。芸能関係者が語る。

「松嶋さんと反町さんは、有名人としては珍しく夫婦で外出することが多く、反町さんが結婚記念日に松嶋さんに高級ジュエリーのリングを贈るなど、毎年のように気持ちを伝えてきたようです。子育てがひと段落してからは、反町さんが“これまでにないくらい夫婦仲がいい”と周囲にのろけることも。

 反町さんは冒頭の会見で夫婦円満の秘訣について『相手の意見を取り入れながら、良い距離感で会話、ご飯を食べたり1つ、1つを大切に、噛みしめながら生活したい』と、明かしていました」

 一方、「夫婦は俳優としても大きな岐路を迎えようとしている」と語るのは、テレビ局関係者。

「若い頃はドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)など、長く主演を務めてきた松嶋さんですが、最近はシフトチェンジしてNHKの朝ドラ『なつぞら』や『あんぱん』では母親役を熱演しています。『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』(NHK BSプレミアム)ではナビゲーターを務めるなど精力的に活動の幅を広げています」

 水谷豊主演の人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)では、4代目相棒を演じた反町。2026年に放送予定のドラマでは、盟友・織田裕二(57)との共演も控えている。

「ドラマ『北方謙三 水滸伝』(WOWOW)で主演の織田さんとともに腐敗した国家に立ち向かう頭領を演じます。織田さんとは2020年のドラマ『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)以来、約6年ぶりの共演で、2年ほど前から熱烈なオファーを受けていたそうです。

 反町さんと松嶋さん夫妻は、滋賀県にある別荘に織田さん夫婦を招き入れるほど親しく、織田さんと松嶋さんも映画『ホワイトアウト』(2000年)で共演するなど、家族ぐるみの関係を続けています」(同前)

 芸能界を代表する“おしどり夫婦”は今後、どんな経験や思いを肌に刻み込んでいくのだろうか。

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