三菱の新「"4WD"クロスオーバーSUV」発売! 最上級より「130万円以上」オトク&"最も低燃費"な「お財布に優しい仕様」! 唯一の装備もある「アウトランダーPHEV」最安モデルとは?

2025年9月4日に三菱自動車はクロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」の一部改良モデルを発売しました。なかでも最も価格を抑えた最安モデル「M」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

気になる最安モデルの仕様とは?

 2025年9月4日、三菱自動車は「アウトランダーPHEV」の一部改良モデルを発表し、同日発売しました。

 なかでも、最も手頃な価格で設定されているエントリーモデルは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

一部改良で進化した最安グレード、他のグレードとなにが違う?

 アウトランダーPHEVは、クロスオーバーSUV「アウトランダー」をベースとしたプラグインハイブリッドモデルです。

「日常ではEV、遠出はハイブリッド」というコンセプトのもと、電動車ならではの力強く滑らかで静かな走りを実現。

 多様な天候や路面状況でも安心してドライブを楽しめる電動SUVとして進化を続けてきました。

 2013年に世界初の4WD SUVタイプPHEVとして登場し、2021年には「威風堂堂」をコンセプトにフルモデルチェンジ。

 さらに2024年には大幅改良が行われ、性能・商品力ともに高められています。

 今回の一部改良の主なポイントは、インテリアデザインの刷新と予防安全機能の強化です。

 まず、センターコンソールが高級感のある意匠に改められました。

 加えて、コンソールボックス上部の肘置きスペースが拡大され、より快適な着座姿勢が可能に。

 さらにボックス容量も増え、内部にはUSB Type-Cポートが追加されています。

 ドリンクホルダーの位置も見直され、使い勝手が向上しました。

 安全面では、踏み間違い衝突防止アシストが進化。後退時には従来の超音波センサーに加え、リヤビューカメラを活用することで歩行者の検知が可能となり、予防安全性能が高められています。

 これらの進化を果たしたアウトランダーPHEVには、複数のグレードが設定されていますが、なかでも最も安価なエントリーモデルは「M」です。

 Mグレードのボディサイズは、全長4720mm×全幅1860mm×全高1745mm、ホイールベースは2705mmと、他のグレードより全高が5mm低くなっています。

 エクステリアでは、各所ピラーやフロント/リアおよびサイドのガーニッシュがブラックになっていることや、全グレードで唯一18インチアルミホイールを装備している点が特徴です。

 また、アダプティブLEDヘッドライトやシーケンシャルタイプのLEDフロントターンランプなど、他のグレードで標準装備されているものが一部未装着となっています。

 インテリアは2列シート5人乗りのレイアウトとし、黒を基調としたコーディネートにファブリックシートを採用。

 サンルーフは非装備ですが、シンプルで飽きのこないデザインに仕上げられています。

 また、オーディオには上位グレードにあたる「P」「G」と同様に、8スピーカーの「Dynamic Sound Yamaha Premium」を搭載し、車内の快適性も確保されています。

 さらに、運転支援システム「MI-PILOT(マイパイロット)」や「三菱e-Assist」が標準装備されており、安全装備も抜かりありません。

 注目すべきは、上位グレードと同じパワートレインを搭載している点です。

 2.4リッターMIVEC DOHC 16バルブ直列4気筒エンジンは最高出力133ps、最大トルク195Nmを発揮。

 くわえて前後にモーターを配し、四輪で駆動します。

 なお、燃費はWLTCモードで17.6km/Lと、全グレードで最も優れた数値を記録。

 価格(消費税込み)は529万4300円で、最も高価なグレード「P Executive Package(662万5300円)」よりも133万1000円安価に購入することができます。

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