アパートの住人を悩ませた深夜のピンポンダッシュの犯人はなんと「ナメクジ」だった
ピンポンダッシュは誰かの家のインターホンを鳴らし、家主に見つからないうちに逃げ出して困らせるといういたずらです。ドイツ南部のバイエルン州にあるアパートで起きた深夜のピンポンダッシュ騒ぎに警察が出動した結果、犯人はなんと「ナメクジ」だったことが判明しました。
Doorbell prankster that tormented residents of German apartments turns out to be a slug | Germany | The Guardian
https://www.theguardian.com/world/2025/sep/08/doorbell-prankster-that-tormented-residents-of-german-apartments-turns-out-to-be-a-slug ある日の深夜、バイエルン州のアパートに住む住人らがインターホンの音によって起こされました。この騒音によって住人らは深夜なのに眠ることができず、怒ってベッドから抜け出す羽目になったとのこと。 アパートの住人である30歳のリサさんは深夜にインターホンを鳴らされたものの、夜10時以降はドアを開けないようにしていたため、無視してそのまま寝ようと思っていたとのこと。リサさんは当初、向かいの空き家に集まっている若者による「klingelstreich(ピンポンダッシュ)」だろうと考えていました。ところが、インターホンを鳴らされたのはリサさんの家だけではなく、上階に住んでいる義理の妹が「インターホンのベルが鳴りやまない」とリサさんに電話をかけてきました。リサさんは「彼女の家のベルが鳴りやまないんです。電話をかけている間も、玄関に誰もいないのに鳴り続けていたんです。本当に不安になって、警察に通報することにしました」と語っています。 2人の警察が到着した後もベルの音は止まらず、ドアの前に誰もいないのに鳴り続けました。そこで住人と警察は協力して、なぜインターホンが鳴らされたのかを調べることにしました。
調査の結果、ドアの入り口にある金属製プレートの上をはっているナメクジが見つかりました。ナメクジがドアプレートをはう際にインターホンが押されたため、ドアの前に誰もいないのにインターホンが鳴らされ続けたというわけです。リサさんは、「センサーの上をはう際にナメクジが作った粘液の跡まで見えました」と語っています。 バイエルン州シュヴァーバッハの警察の広報担当者は、「ナメクジは身の程をわからされて、縄張りの境界を教えられた後、近くの草むらに返されました」と声明で述べました。
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