【○虎将トーク】阪神・藤川監督、鯉将との握手「質問に上がること自体が、会見としてはふさわしくない」「控えていただけるとありがたい」

メンバー表交換時に握手を交わす阪神・藤川球児監督と広島・新井貴浩監督=甲子園球場(撮影・林俊志)

(セ・リーグ、阪神3-1広島、9回戦、阪神5勝4敗、18日、甲子園)阪神が逆転勝ちで、広島との首位攻防戦を2勝1敗で終えて、1・5差とした。1点を追う六回1死二塁から中野拓夢内野手(28)と森下翔太外野手(24)の連続適時打で逆転。七回2死一、三塁では中野の二塁内野安打で突き放した。D1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=は6回1失点で3勝目(1敗)。七回から湯浅京己投手(25)、桐敷拓馬投手(25)とつなぎ、九回は石井大智投手(27)が締めた。藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り(成績=22勝16敗2分、観衆=4万2597人。

ーー伊原は安心して見ていられる

「まあ、切り離して見ればそうですね。ゲームの展開がありますから、チャンスの回数とかではなくて、ゲームの起点となるタイミングはあるので、そういう部分では、うまく六回でしのげたことは大きいですね」

ーー立ち上がりが安定しているが、どの辺りがつながっていると思うか

「先発として、イニングを重ねてきて、慣れてきたという証しなのかもしれないし、僕自身はそう思っていますね。立ち上がりからビシバシではなくて、尻上がりというのは、先発に馴染んできたなあ、というふうには見ているんですけどね」

ーー相手のホームスチール(六回2死三塁で中村奨成が仕掛けるも失敗)は意外だったか

「いやいや、私たちのチームでもチャンスがあれば、と。多分、どのチームも狙っているとは思いますけど、あのタイミングということは、そういうことだろう、と」

ーー試合前のメンバー表交換で新井監督と握手をしていたが、あれはどちらからともなく自然に

「ここでお話することではないし、それが質問に上がること自体が、会見としてはふさわしくないんじゃないかな、と。ゲーム後の会見としては、できたらその質問は控えていただけるとありがたいですね。今の質問に関しては、ファンの方もたくさんいらっしゃいますから、そこはあまりするべきじゃないのかな、と思いますけどね」

ーー今日の継投は一つの形になったか

「元々イメージしていた通りで、プラン通りでいきました」

ーー岩崎は

「連投ですもんね。通常運転というか、もともとゲーム前に立てた通りに進められたので、良かったとは思います」

ーー湯浅もいい状態

「それは見ての通りですね。また月曜日にみなさんに楽しんでもらいましょう」

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