ウクライナ、韓国を批判 石油製品輸出でロシアを「実質的に支援」

韓国国旗(2024年11月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News(AFP=時事)

【AFP=時事】ウクライナは6日、韓国がロシアに石油製品を供給していると批判した。ウクライナによるロシア製油所への攻撃の効果を減殺しているという。

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英紙ガーディアンは、港湾記録や船舶追跡データを引用し、今年7~8月、石油製品17万6000トンが韓国からロシアに海上輸送されたと報じた。これらの記録には石油製品の所有者や売り手の具体的な情報は記されていないという。ウクライナのウラディスラフ・ブラシウク大統領顧問(制裁担当)は、一連の石油製品供給について、韓国が掲げてきた制裁政策と「著しく矛盾する」と批判した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は先週、国連総会の一般討論演説で、北朝鮮兵2人を韓国に引き渡したと公表したことで、ウクライナと韓国は対立している。韓国は駐韓国ウクライナ大使を呼び出して「追加措置」を講じると警告。さらに韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、捕虜となった北朝鮮兵の家族が同国政府による報復・迫害を受ける恐れがあるとして、ウクライナ側に公式な謝罪を要求している。ゼレンスキー氏は、非公表とする合意に違反したとの指摘を否定しており、ウクライナのアンドリー・シビハ外相も本件を「外交上の誤解」と呼んでいる。ブラシウク大統領顧問はガーディアンの報道に言及しなかったが、7~8月に韓国からロシアに輸出された石油製品の大半が軽油(ディーゼル燃料)だったと説明した。ガーディアンによると、一連の輸送量はロシアの海上燃料輸入量の31%に相当し、使用されたタンカー7隻のうち3隻は欧米諸国による制裁対象だった。ブラシウク大統領顧問は「これらの燃料供給は、まさにウクライナによるロシア製油所への無人機攻撃によって同国の石油精製量が減少し、ロシア連邦国内で深刻な燃料不足が発生した時期に開始された」と指摘。「つまり、韓国からの燃料輸入は、ロシアが自国の石油精製能力低下による影響を相殺する実質的な支援となった」「これは、ロシアによる全面侵攻開始以降に韓国が掲げてきた制裁政策と完全に矛盾するものだ」と糾弾した。韓国は2022年のロシアによるウクライナ全面侵攻開始以降、ロシアおよびその同盟国ベラルーシに対する輸出管理・規制を強化する有志国連合に参加してきた。

韓国は、ロシアの主要銀行や中央銀行との金融取引を制限しているほか、軍事・防衛目的に転用可能な物品を含む貿易に対しても厳しい規制措置を講じている。【翻訳編集】 AFPBB News

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