日米韓が合同訓練、B52爆撃機参加 3カ国制服組トップが会談

 7月11日、韓国、日本、米国は、米軍のB52戦略爆撃機と日韓両国の戦闘機が参加する合同訓練を国際水域上空で実施した。韓国の聯合ニュースが同国国防省の発表を報じた。ソウルで代表撮影(2025年 ロイター)

[ソウル 11日 ロイター] - 韓国、日本、米国は11日、朝鮮半島周辺の国際水域上空で合同訓練を実施した。韓国国防省が発表した。北朝鮮の核・ミサイル脅威の高まりに対する抑止力強化を目的としたもので、米からはB52戦略爆撃機が参加。B52が朝鮮半島上空に展開するのは今年初めてとなる。

ソウルでは3カ国の制服組トップによる会議が開かれ、北朝鮮やインド太平洋地域などに関連した安全保障上の課題への対応で3カ国が緊密に協力することの重要性を確認した。

ダン・ケイン米統合参謀本部議長は会議の冒頭、「われわれは共に将来の道を照らしている。それは能力構築から真の責任分担に至るまで、持続的かつ定期的な関与を通じてパートナーシップを発展させることができる道だ」と述べた。

「(北朝鮮と)中国は自らの計画を推進する明確な意図を持って、前例のない軍備増強を進めている。われわれはそのことに留意する必要がある」と語った。

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