9月アメリカ遠征の日本代表海外組が一夜で3人負傷…町田浩樹、田中碧、守田英正が途中交代
海外リーグが本格的にスタートした23日、日本代表の選手たちが数名負傷した。
9月上旬にアメリカ遠征を行う日本代表。しかし、海外組の負傷者が続出している。すでに数名が怪我の治療中で、長期離脱しているDF冨安健洋やDF伊藤洋輝(バイエルン)に加え、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、DF高井幸大(トッテナム)、FW町野修斗(ボルシアMG)も直近で怪我を負っていた。
だが、さらに一夜にして日本代表3人が負傷した。23日にはブンデスリーガ第1節レバークーゼン戦で同リーグデビューを飾ったDF町田浩樹(ホッフェンハイム)が前半に負傷交代。独『シュテルン』によると、試合後、クリスティアン・イルツァー監督は「まだ確かなことは言えない。診断結果を待つしかないが、深刻な怪我をしたようだ。長期離脱につながる可能性がある」と語った。
また、プレミアリーグ第2節・アーセナル戦で後半にピッチを去ったMF田中碧も負傷。リーズ地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』によると、ダニエル・ファルケ監督が「前半のタックル後、MCL(内側側副靭帯)に問題があった」と言及。「彼はプレーを続けており、それほど悪くないことを願っている。怪我という懸念はいくつかあるが、おおむね今後もプレーできると見ている。しかし彼の状態を見て、完全に回復するまでにどれくらいの時間がかかるかを見極める必要がある」と伝えた。
さらに、スポルティングMF守田英正も怪我を負ったようだ。ポルトガル・リーグ第3節・ナシオナル戦に3試合連続の先発出場をした守田だが、前半32分と早い時間で途中交代した。
ポルトガル紙『レコルド』によると、ルイ・ボルヘス監督は試合後の会見で守田の負傷を認めた。ただ、現状詳細は判明しておらず「不快感があったようだ。診断結果を待っている」という発言に留めていた。 来年の北中米ワールドカップ出場を決めた日本は、7月のE-1選手権を国内組中心で優勝。今秋以降は海外組との融合を図るべく海外と国内で活動を行うが、怪我による不在という不安要素が出てきた。日本は9月7日にアメリカ・オークランドでメキシコ代表と、10日にはコロンバスでアメリカ代表と対戦する。●海外組ガイド●プレミアリーグ2025-26特集●ブンデスリーガ2025-26特集●ポルトガル・リーグ2025-26特集▶話題沸騰!『ヤーレンズの一生ボケても怒られないサッカーの話』好評配信中