首都圏マンション、7月発売戸数は34.1%増 平均価格1億円超に=不動産経済研
8月20日、不動産経済研究所が発表した7月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、発売戸数は前年同月比34.1%増の2006戸となった。写真は2021年8月、都内で撮影(2025年 ロイター/Marko Djurica)
[東京 20日 ロイター] - 不動産経済研究所が20日発表した7月の首都圏(1都3県)新築分譲マンション市場動向によると、発売戸数は前年同月比34.1%増の2006戸となった。3カ月ぶりの増加。1戸当たり平均価格は前年比28.4%上昇し、1億0075万円となった。3カ月連続での価格上昇で、1億円超えは3月以来。
東京23区では、発売戸数は71.6%増の1045戸だった。平均価格は1億3532万円で、24.4%上昇した。高価格帯の物件が増加している。
首都圏マンションの初月契約率は68.0%で、前月比で改善したものの、依然好不調の目安となる70%を下回っている。8月の発売は1000戸程度を見込んでいる。
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