Android OS搭載のゲーム機「AYANEO Pocket ACE」はサイズと軽さが売り
画面サイズはPSPに近いかな。
携帯ゲーム機は持ち運べて自宅以外でも遊べるのが強み。でも例えばNintendo Switchは、約398g(Joy-Con含む)は手で持つとやや重い。6月5日発売のSwitch 2は、約534gでもっと重くなります。
画面の見やすさと重量のバランス
もしSteamやXbox LiveなどPCゲームをプレイする人で重量を気にする方なら、AYANEOの携帯ゲーム機シリーズを良いかもしれません。OSにAndroid 13を内臓した「AYANEO Pocket ACE」は、重量は310g。画面サイズが4.5インチで、6.2インチの初代Switchよりコンパクト。4.3インチのPSPに近い扱いやすさです。
デザインは「ゲーム&ウォッチ」みたいですし、 カラバリ「Retro Power」の色使いは初代ゲームボーイみたいです。
Video: AYANEO/YouTubeパワフルなチップ
高性能のSoC(システム・オン・ア・チップ)はQualcommの「Snapdragon G3x Gen2 」で、1年前に登場した小型ゲーム機「AYANEO Pocket S」から搭載されるもの。
6000mAhの大容量バッテリーは40Wの急速充電ができます。拡張性はUSB-C 3.2 Gen2とmicroSD用スロット、Wi-FiおよびBluetooth 5.3の無線接続を備えています。
重量は310gで初代Switchより軽く、ボタンの配置はクラシックさを求めて左右対照的です。もしSwitchのサイズに違和感があったら、こちらのほうが手に馴染みやすいかもしれませんね。
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— AYANEO (@AYANEO__) April 28, 2025
また6軸ジャイロスコープはFPSでのエイミングを補助し、ゲームに応じて振動で触覚フィードバックをもたらすモーターを内蔵。
筐体すべてとABYXボタンが震えます。音源は斜めにカットされた画面下から鳴るので耳に届きやすいひと工夫がイイですね。ジョイスティックはドリフトせず、各ボタンは設定でカスタマイズも、ターボ機能で連射も割り当てられます。
#AYANEO Pocket ACE🔥Horizontal Retro Handheld Powerhouse🔥Discord:https://t.co/YAqOSa9ut3Indiegogo Pre-order: https://t.co/WQWGZuNGnZpic.twitter.com/S5q6pC4Qun
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サイズを刻んでくるAYANEO
AYANEOはいくつも携帯ゲーム機を作っており、同じチップを搭載した「Pocket S」はJoy-Conひとつ分ほど筐体が長くて画面は6インチ。重量は350g。
任天堂のゲームボーイミクロに似た印象の「Pocket Micro」は3.5インチの画面で233g。こちらのSoCは「MediaTek Helio G99」。今回の「Pocket ACE」は、それらの中間に位置する機種で、大きすぎず小さすぎないサイズ感です。
Image: AYANEO他社のゲーム機は
LinuxをベースにしたSteamOS搭載のValve「Steam Deck OLED)」は、画面7.4インチで1TBモデルが9万9800円。Windows 11 Home 64ビットで動くASUSの「ROG Ally X」は、画面7インチで13万9800円のお値段です。OSも違うので比べるのはちょっと難しいかもですが、ご参考までに。
クラファンなら安い
「Pocket ACE」は現在クラウド・ファンディングで出資金を募っており、メモリ12GB/ストレージ256GBモデルが約6万600円、16GB/512GBが約7万2200円、16GB/1TBが約8万6700円です。価格帯も他社より手が出しやすいのは魅力ですね。
Source: YouTube, INDIEGOGO, X, AYANEO (1, 2, 3) via YANKO DESIGNReference: Valve Corporation, ASUS