風邪だと思ったら…実は秋の花粉症 咳には要注意 今すぐできる意外な対策が鼻毛と鼻歌ってホント?
30日、大阪府守口市にある耳鼻科を訪ねてみると。 女性「咳がめっちゃ出てて、結構熱も出た」 鼻づまりなどもあり、典型的な風邪症状が続いているということですが、クリニックの医師はー。 きたにし耳鼻咽喉科 北西剛院長「咳、たんの薬とか、この時期なのでアレルギーの薬も出しますね」 実は、この時期、風邪の症状に紛れて、花粉症を発症しているケースがあるというのです。 きたにし耳鼻咽喉科 北西剛院長「鼻のムズムズ・のどの違和感・ 咳ということで、ご自身では風邪なのかなと風邪薬を飲まれて、治りが悪いから診察に来られて、鼻やのどを診るとこれは花粉症ではないかなと。自覚なく来られる方も多い」 春だけでなく、秋にも発症する花粉症。この時期、患者が多くなるといいます。 女性「今月入ったぐらいから徐々にって感じですね。毎日ひどいけど、昨日今日は特にひどい。朝、目が覚める、鼻が詰まってね」 秋の花粉症の原因となるのは、河川敷や公園などに生える「カナムグラ」や「オオブタクサ」などの雑草。 春の花粉症とは違う、ある特徴があるといいます。 きたにし耳鼻咽喉科 北西剛院長「(春の花粉よりも)小さい花粉なので、気管とか奥の方まで入り込みやすい。のどの違和感・イガイガ、咳などの症状が秋花粉症のことが結構ある」 秋の花粉症は、咳などを伴い、風邪とよく似た症状を引き起こすため、対処が遅れる場合があるのです。 しかも今年は、この“秋の花粉”の飛ぶ量が多くなる可能性があるというのです。 身近な植物に詳しい 相模原市立博物館 秋山幸也学芸員「夏が暑くて日射量が多くて、たくさん光合成をして大きく成長をして、10月いっぱいは秋花粉というのがよく飛ぶ季節が続くと思います」 気候もよくなり、外に出かける機会も増える中、“秋の花粉症”にはどう対処すればいいのか。スタジオで解説します。◇◇◇◇◇ 黒木千晶キャスター
春と秋の花粉症の違いも見ていきましょう。こちらです。