「SNSの“加害者晒し”が原因で犯人グループが地元の子を詰めて…」17歳少年死亡の裏にあった“犯人特定トラブル”、地元に渦巻く疑心暗鬼【相模原】(NEWSポストセブン)

 逮捕容疑はいずれも当時、現場に清水さんと一緒にいた14歳の少年に対する暴行。この少年は4人の容疑者について「面識はない」と話している。県警は4人が清水さんの死亡にも関与したとみて、捜査を進める方針だ。  事件後、地元ではあるトラブルが起きていた。それが今回の逮捕に関わっているのだという。【前後編の後編。前編から読む】  大手紙記者が解説する。 「現場はJR相模線・番田駅から西におよそ600メートル離れた道路沿いの草むらです。8月22日深夜3時頃、清水さんの知人女性から『知人男性が殴られた』と119番通報があった。救急隊が駆けつけたとき、すでに清水さんは意識不明の状態で、2日後に脳挫傷が原因で息を引き取りました。  関係者らの証言によると、事件の背景には清水さんの仲間内でバイクの"盗難トラブル"があるといい、県警は傷害致死の疑いも視野に調べています」  知人によれば清水さんはバイクが趣味で中型免許を持っており、排気量125ccのスクーターに乗っていた。過去には地元のバイクチームに入っていたという証言もあり、仲間とバイクを走らせることを趣味にしていた。  刹那さんは周りに愛されるムードメーカーだったという。事件後、取材に応じた友人は肩を落としこう話していた。

「刹那は体が強い方ではなかった。背もあまり高くないので、それで舐められていた節は正直ありました。  でも、天然でみんなから愛される奴でした。たまに『俺、喧嘩無敗なんだ』とか冗談を言うことはよくあったけど、人を悲しませたり、傷つける言動はなかった。中型免許をとったばかりで、中型バイクに乗ることを楽しみにしていた矢先にこんなことになって……」  取材に応えた清水さんの知り合いは、一様に「許せない」「犯人を憎んでいます」と口をそろえた。そんな彼らが犯人らに対する義憤に駆られる中、こんな出来事があった。別の知人がことの経緯を説明する。 「刹那の知り合いのひとりが、Xの"暴露アカウント"に加害者グループなのではないかと囁かれていた一味の少年のSNS情報を渡してしまったんです。すでに削除されていますが、それがネット上で拡散され、連中の"ボス"とされる人がキレてしまった。実際にその晒された子は、今回の犯行とは特に関係がないようです」  この件があり、地元で情報提供者の"犯人探し"が始まった。清水さんの知人は、報復に怯えながら生活することになったという。 「刹那の同年代の仲間たちは怖くなり、SNSを控えるなどして、不用意に事件のことを外で話さないようになりました。実際に詰められた子もいます。今回逮捕されたメンバーのうち3人はすでに別の監禁事件で逮捕されていますが、この"情報提供者探し"のなかでのことだったと聞いています。  人を殺しておいて、ずっと逃げていた犯人たちには怒りを覚えます。『誰がチクったか』なんてことで怒るなんて筋違いですよ。もっと早く自首するべきでした。  たしかにこのあたりはやんちゃな子が多いけど、今回のことは"不良"の一線を超えてしまっています。犯人たちには、きっちり真実を話してもらって、ケジメをつけてほしい」(同前)  多くの仲間に愛されていた刹那さんが亡くなったことで、地元は混乱し、疑心暗鬼が生まれている。一刻も早い真相解明が望まれる。 (了。前編から読む) 「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。 ・情報提供フォーム:https://www.news-postseven.com/information XのDMは@news_postsevenまでお送りください!

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