冷蔵庫から見つかったのは「人肉の缶詰」、学校の食事に混ぜていたことも…犠牲者は30人以上《ロシアの人喰いカップル》が捕まった「意外な経緯」(平成29年・海外の凶悪事件)(文春オンライン)

 事件の発端は偶然だった。2017年9月11日、ロシア南部の都市クラスノダールで道路舗装をしていた作業員が、路上で落とし物と思われるスマートフォンを発見。所有者の手がかりを探そうと中を確認した作業員は驚愕した。アルバムのフォルダーに、切断された人間の頭部や、手首を楽しそうに口にくわえる男の姿など、おびただしい数のグロテスクな写真が収められていたからだ。  さらに驚くべきことに、作業員が仲間を呼んで警察に通報しようとしたとき、犬を連れた一人の男が近づいてきた。「この辺りでスマホの落とし物を見なかったか?」と尋ねる男こそ、写真に映っていた人物だったのだ。  同日逮捕されたのは、ドミトリー・バクシェーエフ(当時35歳)と妻のナタリア(同42歳)。2人はナタリアが勤務する士官学校の寮で同居しており、彼らの部屋からは常に異臭が漂っていた。学校スタッフが中を確認しようとすると、ナタリアは血相を変えて門前払いにしたばかりか、学校の生徒にも人肉を混ぜた食事を出していたという。

 捜査により明らかになったのは、2人が遅くとも1999年から18年間にわたって殺人を続けていた事実だった。クラスノダールを中心に、性別や年齢関係なく、鎮痛剤で眠らせたうえで殺害し、遺体をバラバラに切断。特筆すべきは彼らにカニバリズム(人肉食)の嗜好があったことで、遺体の一部を自分たちで食べ、一部を冷蔵庫に保管したり、生理食塩水に漬け瓶詰めにしていた。  犠牲者は2017年までに少なくとも30人以上に上ると言われる。ナタリアが主でドミトリーが従の関係で、年齢差もさることながら彼女は荒々しく支配的な性格。ドミトリーを公衆の面前で罵倒することも常茶飯事で、犯行もナタリアが指示役、ドミトリーが殺害の実行役を担っていた。  逮捕後の家宅捜索では、冷蔵庫から人間の肉片が見つかったほか、人肉入りの缶詰、犠牲者の写真や殺害行為を撮影したビデオ、殺害・解体の具体的な手順が書かれたメモなども発見された。  ◆◆◆  この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。

「文春オンライン」編集部/Webオリジナル(外部転載)

関連記事: