いよいよ10月14日で「Windows 10」のサポートが終了! パソコンの買い替えには“10万円以上”の予算が必要!? このまま「Windows 10」を使い続けるとどうなるの?

Microsoftによると、2025年10月14日以降はWindows Updateを介したWindows 10の無料ソフトウェア更新プログラムやセキュリティ修正プログラム、テクニカルサポートが提供されなくなります。これは「Windows 10」の実質的なサービス終了を意味しており、Microsoftでは「Windows 11」にアップデートすることを推奨しています。 ただし、アップデートはシステムの要件を満たしていないとできないため、その場合はパソコンを買い替える必要が出てくるでしょう。

では、パソコンの買い替えを検討している方は、どのくらいの予算で買い替え予定なのでしょうか。 富士通クライアントコンピューティング株式会社は2025年6月に「Windows 10に関するアンケート」を実施しました。これによると、38%の方がパソコンの買い替え・買い増しを検討しています。また、買い替えを検討している方の半数以上が「Windows 10のサポートが終了するまでに買い替えを予定している」と回答しました。 新しいパソコンの購入予算については、「10万円~15万円」と回答した方が46%ともっとも多く、「15万円~20万円」が24%、「10万円未満」が14%と続く結果です。 パソコンの価格は性能などによって異なり、10万円程度のミドルレンジモデルから30万円を超えるゲーミングパソコンなど、用途に応じたパソコンがさまざま展開されています。メールやインターネットの閲覧など、最小限の使用であれば5万円程度で購入できるパソコンもありますが、普段使いする場合には10万円程度必要とみてよいでしょう。


Page 2

サポートが終了しても「Windows 10」自体は引き続き利用可能です。しかし、新しい脆弱性が発見された時にセキュリティ更新が行われないため、脆弱性を悪用したサイバー攻撃を受けるリスクが高まります。 具体的なリスクの例は以下の通りです。 ●ウイルス感染 ●フィッシング詐欺 ●ランサムウェア被害 ●ハッキング被害 サイバー攻撃を受けると、メールアドレスやクレジットカード情報などの個人情報が流出し、なりすましや不正利用といった形で悪用される恐れがあります。特に、クレジットカードを不正利用された場合でも補償の対象外となり返金を受けられないケースがあります。条件によっては、パソコンの買い替え以上の損害となる可能性もあります。

サポートが終了しても「Windows 10」は使い続けられますが、サイバー攻撃やランサムウェアなどの被害を受けるリスクが高まります。 パソコンを安全に使うためにも「Windows 11」への移行やパソコンの買い替えといった対応が急務です。パソコンを買い替える際の予算は10万円程度が一般的ですが、スペックによって異なるため用途に合わせて選びましょう。 出典 Microsoft Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 のサポート終了について 富士通クライアントコンピューティング株式会社 Windows 10 サポート終了 アンケート結果発表 執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルフィールド編集部

ファイナンシャルフィールド
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: