吉川桃が出場2試合で滑り込み 荒木優奈、吉田鈴らルーキー勢も続々/第1回リランキング結果

◇国内女子◇ニチレイレディス 最終日(22日)◇袖ヶ浦CC新袖C(千葉)◇6594yd(パー72)◇晴れ(観衆4060人)

今季成績に応じて出場優先順位を組み替える1回目のリランキングが実施された。昨年実績では、ランク40位までに入れば第2回リランキング(9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」)までの12試合にフル参戦できた。

大会を10位で終えた吉川桃が38.33ptを稼ぎ、開幕前の42位から30位に浮上した。QTランキング77位で迎えた今季は下部ツアーが主戦場。レギュラーツアーへの出場は今週と、3週前「リゾートトラストレディス」(21位)だけだった。たった2回のチャンスをものにした。

一打が命運を分ける試合だったが、順位は特に気にしていなかったという。「考えてスコアが良くなるタイプではないので、(気持ち的には)普通に。いただいたチャンスを生かせたことは自信になる」とあくまで自分のプレーに集中した結果だった。レギュラーツアーを主戦場とするのは2022年以来。「(レギュラーでは)体力がもっといると思うし、技術面も学びがたくさんある。試行錯誤しながら、毎試合上位で戦えるプレーができたら。楽しみです」と3年ぶりの復帰に意気込んだ。

ルーキー勢では、QTランキング37位だった荒木優奈が2位、吉田鈴が36位から9位、都玲華が53位から15位、4月「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」を2位で終えた中村心が74位から19位、プロテストトップ合格の寺岡沙弥香が54位から21位に浮上して中盤戦の職場を確保。3試合で予選通過した青木香奈子も134位から40位にジャンプアップした。

<第1回リランキング結果 上位40人> 順位/選手名 ※カッコ内は今季開幕時のQTランク

1/菅楓華(20)

2/荒木優奈(37) 3/葭葉ルミ(29) 4/仲村果乃(30) 5/山城奈々(19) 6/セキ・ユウティン(16) 7/宮田成華(52) 8/泉田琴菜(33) 9/吉田鈴(36) 10/サイ・ペイイン(4) 11/後藤未有(32) 12/笠りつ子(-) 13/沖せいら(31) 14/徳永歩(14) 15/都玲華(53) 16/藤田かれん(34) 17/高久みなみ(10) 18/永井花奈(1) 19/中村心(74) 20/木戸愛(-) 21/寺岡沙弥香(54) 22/政田夢乃(9) 23/山路晶(40) 24/篠崎愛(3) 25/大出瑞月(13) 26/勝みなみ(-) 27/森井あやめ(2) 28/永嶋花音(21) 29/畑岡奈紗(-) 30/吉川桃(77) 31/三ヶ島かな(24) 32/吉本ここね(8) 33/渋野日向子(-) 34/木下彩(-) 35/金田久美子(49) 36/高木優奈(62) 37/工藤優海(27) 38/小野祐夢(22) 39/上野菜々子(45) 40/青木香奈子(134)

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