早大出身の24歳・稲垣那奈子がツアー初優勝「これまでのゴルフ人生は間違っていなかった」
◇国内女子◇リゾートトラストレディス 最終日(1日)◇グランディ鳴門GC36(徳島)◇6585yd(パー72)◇晴れ(観衆3293人)
首位タイから出た稲垣那奈子が2バーディ、3ボギーの「73」とスコアを落としながら、通算7アンダーでツアー初優勝を遂げた。埼玉出身の24歳は早大を経て2023年のプロテストに合格し、今季はQTランキング47位の資格で参戦していた。
表彰式の優勝スピーチでは「両親は常に私をサポートすることを一番に考えてくれていて…」と支えてくれた周囲への感謝を口にして言葉を詰まらせる場面があり、喜びがにじんだ。「これまでのゴルフ人生でいろいろなことがありましたが、この試合で初優勝できたことで、全てが糧になっていて、間違っていたことはないんだなと感じています。これからも2勝目、3勝目、複数回優勝を目指して精いっぱい頑張ります」と夢を広げた。
今季1勝の神谷そら、川岸史果が通算6アンダー2位に並んだ。ルーキー入谷響、佐藤心結、小林光希、山城奈々が通算5アンダー4位で続いた。
首位タイから出た青木瀬令奈は2バーディ、6ボギーの「76」とスコアを落として通算4アンダー8位。同じく首位タイから出た三ヶ島かなは1バーディ、9ボギーの「80」と崩れ、通算イーブンパー27位で終えた。
優勝/-7/稲垣那奈子 2T/-6/神谷そら、川岸史果、 4T/-5/入谷響、佐藤心結、小林光希、山城奈々 8T/-4/ウー・チャイェン、後藤未有、青木瀬令奈 11T/-3/堀琴音、木下彩、宮田成華、柏原明日架、永峰咲希、鶴岡果恋