「午前7時なのに真っ暗…ドカ灰」桜島噴火で鹿児島市街地側に降灰「降灰予報は“大隅側”なのに“鹿児島市側”に灰が降ったワケは?」(MBC南日本放送)

■桜島の噴火 鹿児島市街地ではドカ灰 気象台によると、桜島の南岳山頂火口で7日午前6時52分に噴火が発生し、連続噴火となりました。連続噴火は、午前7時55分に噴火基準未満となりました。 【画像を見る】鹿児島市街地にドカ灰「空が黒い」「車が真っ黒」スクープ投稿に寄せられた各地の様子 噴煙は火口から最高で1300mの高さまで上がり、中量の噴煙が西に流れました。 西の鹿児島市街地方向には、午前7時ごろ多量の降灰に見舞われていました。MBCスクープ投稿に寄せられた降灰の画像をまとめます。 こちらは鹿児島市中心部で撮影された写真です。桜島の灰で空が暗くなっています。 ■「起きたら7時過ぎなのに真っ暗」 こちらは鹿児島市田上で午前7時過ぎに撮影された画像です。撮影した人は、「起きたら7時過ぎなのに真っ暗で、何事かと空を見たら降灰でした。50分経っても真っ黒です」と話しています。 ベランダの白い手すりにも灰が積もっています。 ■「桜島の灰、車がすごいことになっています」 次は鹿児島市武で午前6時50分ごろに撮影された画像です。屋外に駐車してある車のボンネット、フロントガラス、屋根を灰が覆い、白い車がグレーになっています。 撮影した男性は「桜島の灰がすごいです。車がすごいことになってます。久しぶりにこんな車を見ました。」とコメントしてます。 ■桜島降灰予報は東なのに、西に灰が来たワケは? 気象台が発表している桜島の降灰予報では、火口から東側の大隅半島方向に降灰が予想されていますが、実際は「西側の鹿児島市側」に灰が降りました。  ■気象台に聞いてみると その理由について、鹿児島地方気象台に聞いてみると2つの理由がありました。 1番目の原因は、降灰予報で計算している「噴煙の高さ」です。 気象台は「降灰予報は、噴煙が3000m以上の高層にあがった場合に灰が降る方角を表示しています。今回の連続噴火では、噴煙が最高でも1300mと低く、低層の風向きが西側だったとみられます」と話しています。 低い層と高い層では風の吹く向きが違うことが一つ目の原因でした。

2番目の原因は、「低気圧」です。 きのうまで台風のたまご=熱帯低気圧だった低気圧が、南から九州南部に接近していました。 低気圧は、北半球では反時計回りの風を吹かせます。今回は南側から接近した低気圧が、東側から西側へ向かう風を吹かせ、鹿児島市など薩摩半島側に灰を降らせたとみられています。 ■桜島では午前10時ごろにも低い噴煙が 午前10時ごろも、桜島の火口からは低い噴煙が上がっています。 低気圧の影響で、火口付近で西向きの強い風が吹き、噴煙が低くなっているとみられます。 桜島では噴火があいつぎ、午前11時6分にも南岳山頂火口で噴火が発生し、噴煙が1100mの高さまで上がっています。

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