“ニセ警察官”うろたえる…詐欺電話かけた先は“本物警察官の娘”
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警察官を名乗る詐欺電話の音声を入手。そこには、電話に出たまさかの相手に困惑する様子が。
■“ニセ警察官”困惑の音声入手
警察官を名乗る男
「こちら警視庁捜査2課のシライシと申します。今お電話大丈夫でしょうか?」
電話に出た長崎市内の20代の女性に、男は捜査2課の「シライシ」を名乗りました。そして…。
警察官を名乗る男
「今回、岐阜県警からの捜査協力要請など受けておりまして連絡しておるんですが、事件のことで詳しくお話を聞きたいので、岐阜県警まで出向くことは可能でしょうか?」
20代女性(長崎市)
「何のことか分からないんですけど」
男は、遠く離れた岐阜県警まで来るように求めてきました。さらに…。
警察官を名乗る男
「岐阜県の事件と聞いてですね、何か心当たりというのはないですか?」
すると、女性からの返答は、男も予想していなかったものでした。
20代女性(長崎市)
「父が警察官なので、聞いてみていいですか?」
実は、女性の父親は長崎県の早岐警察署に勤務する本物の警察官。それを知った男がとった行動は…。
警察官を名乗る男
「はい、えー、〇〇県の県警のかたですか?」
女性の返答にうろたえたのか、事実を確認するかのように聞き返します。
警察官を名乗る男
「えーとですね、事件の管轄が違うので、情報共有等はしていないんですよ」
要領を得ない男の返答に女性は…。
20代女性(長崎市)
「大丈夫です、父に代わります」
女性が「警察官の父に代わる」と伝えると、男は一方的に電話を切りました。
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