オーストラリア、デュークの逆転弾で6大会連続のW杯出場が確定! 敗れたサウジはC組3位で4次予選へ
ミッチェル・デュークの決勝弾 [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第10節(最終節)が10日に行われ、サウジアラビア代表とオーストラリア代表が対戦した。
ここまで9試合を消化した最終予選で4勝4分1敗を記録し、勝ち点「16」の2位で最終節を迎えたオーストラリア代表。前節は首位の日本代表を1-0で破り、6大会連続のW杯出場に大きく近づいた。対するは、オーストラリア代表を3ポイント差で追う3位サウジアラビア代表。逆転での本大会出場権獲得に向けては、5点差以上での勝利が必要だ。
グループCからの本大会出場権“ラスト1枠”をかけた直接対決は、19分にホームチームが先制する。敵陣左サイドでボールを持ったサーレム・アッ・ドーサリーがボックス内に浮き球のパスを入れ、フィラース・アル・ブライカーンがマーカーを背負いながら体を張ってキープ。走り込んできたアッ・ドーサリーへとリターンを出すと、ドリブルで運んでゴール前にラストパスを送る。シュートはGKに弾かれたが、こぼれ球をアブドゥルラフマン・アル・アブードが押し込み、サウジアラビア代表が先制した。
一方のオーストラリア代表も、42分にゲームを振り出しへと戻す。ハーフウェイライン左からキャメロン・バージェスが前線にミドルパスを蹴り込み、ミッチェル・デュークがサイドに流れながら裏に抜け出す。コナー・メトカーフが内側のスペースを駆け上がってボールを受けると、ハーフレーンからペナルティエリア内に侵入して左足を一振り。シュートはゴールに吸い込まれ、オーストラリア代表が追いついた。
さらに48分、オーストラリア代表が左サイド深くでフリーキックを獲得。後半開始直後に絶好の位置でセットプレーを得ると、キッカーを務めたマーティン・ボイルが右足でインスイングのクロスを送る。ゴール正面にポジションを取ったミッチェル・デュークが頭で合わせ、オーストラリア代表が逆転に成功した。
その後、サウジアラビア代表は83分にPKを獲得。しかし、アッ・ドーサリーのキックはGKマシュー・ライアンにストップされてしまう。結局、そのまま試合は2-1で終了。勝利したオーストラリア代表がW杯出場権を掴み取り、サウジアラビア代表はプレーオフ(4次予選)への進出が決まった。
【得点者】 1-0 19分 アブドゥルラフマン・アル・アブード(サウジアラビア代表) 1-1 42分 コナー・メトカーフ(オーストラリア代表) 1-2 48分 ミッチェル・デューク(オーストラリア代表)
【グループC・順位表】 1位:日本(勝ち点23/得失点差+27) 2位:オーストラリア(勝ち点19/得失点差+9) ─────────W杯出場決定───────── 3位:サウジアラビア(勝ち点13/得失点差-1) 4位:インドネシア(勝ち点12/得失点差-11) ─────────4次予選進出───────── 5位:中国(勝ち点9/得失点差-13)
6位:バーレーン(勝ち点6/得失点差-11)
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By サッカーキング編集部
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