5年ぶり「AirTag」新モデル 検出距離は50%遠く、スピーカー音量は50%大きく 4980円
米Appleは1月26日、持ち物追跡デバイス「AirTag」の新モデルを発表した。前モデルと比べて最大50%遠い位置から検出できるようになったほか、スピーカー音量も50%増大したことで、最大2倍離れた場所からAirTagの音を聞き取ることができるとしている。価格は1個4980円、4個セットが1万6980円。同日より注文受付を開始した。
新モデルはiPhone 17シリーズなどに搭載されている、第2世代の超広帯域チップとアップグレードしたBluetoothチップを搭載し、検出範囲を拡大。新たにApple Watch Series 9以降またはApple Watch Ultra 2以降でも同機能が利用可能になった。形状は初代と同じのため、既存のAirTagアクセサリが使用可能という。
また、iOSの「持ち物の位置情報を共有」に引き続き対応。AirTagの位置情報を航空会社などの他社と共有し、置き忘れた持ち物の回収を支援。50を超える航空会社と提携しており、航空会社向けITプロバイダーであるSITAによると、同機能の利用で手荷物の遅延が26%減少し、完全な紛失や回収できない荷物の発生件数が90%減少したという。
セキュリティ面では、位置情報データや履歴をデバイス上に物理的に保存せず、エンドツーエンドの暗号化により「探す」ネットワークとのすべての通信を保護する。プラットフォームをまたいだ警告や、頻繁に変更されるBluetoothの一意の識別子など、不要な追跡に対する保護機能も組み込んでいるという。
利用にはiOS 26以降を搭載したiPhoneまたはiPadOS 26以降を搭載したiPadが必要。Apple Watchで正確な場所を見つける機能を利用するには、watchOS 26.2.1を搭載したApple Watch Series 9以降またはApple Watch Ultra 2以降が必要だ。
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