サバ専門店「SABAR」は想像の38倍サバまみれ! 期間限定「さばキムフェア」全6品を食べてみた結果…

まるで海底のような青い光に包まれた店内。「鯖宮城」と書かれた入口、サバの形の机。

そして床にも、壁にも、神社にまで……とにかく視界のすべてが “サバ” に染まる異空間。

そんなサバ愛が爆発している店が、東京・浜松町にある「SABAR 大門店」だ。

サバ好きの私は、初めてこの店を訪れたとき、その徹底した世界観に驚かされた。

もちろん、メニューの豊富さや味のおいしさも記憶に残っている。

今回は、期間限定で登場しているマルハニチロとのコラボメニューの試食ということでご招待を受け、久しぶりに再訪することに。

やっぱり、サバは裏切らなかった。いや、むしろ前よりパワーアップしていた……!

・さばキムフェアコラボメニューは5種類

SABARは大阪を中心に、関東、中部、シンガポールにまで出店するサバ料理の専門店。

現在は、SABAR大門店、銀座店、大阪梅田阪急三番街店でマルハニチロのコラボメニューを展開している。

今回の注目コラボ「さばキム2025 夏を元気に!キレイに!ときどき納豆」フェアのメニューは6種類。

・たまたまさばキム 528円 ・プルコギ風さばキム PIZZA 858円 ・さばキムポテサラ 462円 ・さばキム納豆の海苔巻きおつまみ 638円 ・さば納豆つけひっぱりうどん 1298円

・さばキムナ丼定食 1298円 ※ランチ限定

サバ愛というか、さば缶愛がアツい!!

お店においてあった「サバが好き!」という本を読んで愛のボルテージを高めておく。

よし、準備は万端だ!

・いざ着丼 サバ沼にダイブ

サバメニューが徐々に机に届いていく。

さばキムをテーマにさば缶 × キムチで、さらにネギ、卵とときどき納豆という……。

材料的に「あれ? さっきもお会いしませんでしたっけ?」と思うメニューなのだが、バランスや食べ方アレンジが違うせいか、不思議と飽きなかったことを先にお伝えしておく。

まずは、「たまたまさばキム」「プルコギ風さばキム PIZZA」から。

・たまたまさばキム

卵の「たま」と玉ねぎの「たま」でたまたま。玉ねぎがシャキシャキといいアクセント!

おつまみにぴったりの逸品だ。さば缶のごろごろ感も食べ応えに繋がっている。

これは、ビールが飲みたくなってくる。

・プルコギ風さばキム PIZZA

さば缶 × プルコギ風って口の中で揉め事が起きそうかと思ったが、平和においしい。

一番人気だし、サバ博士がおすすめというのも納得。

あー、ビールが飲みたい……。

さば缶愛とビール欲、両方が高まったところで、続々とくるサバメニュー。

・さばキムポテサラ

ポテサラのごろっと感と優しい味つけ。さば缶、キムチが苦手って方にもマイルドに食べられる。

でも、やはり味のデジャブ感がある。まぁ、こんなにもまとめてコラボメニュー頼む人がいるとは想定していないから、仕方ないのか。

・さばキム納豆の海苔巻きおつまみ

おいしそうだが、食べ方がわからない。

改めてメニューを確認し、「材料をお客様が混ぜて、海苔にまいて食べるスタイル」とのことを確認。混ぜる → 海苔にまく → 食べるを実践。

おいしい!

家でもやってみたいが、考えただけで色々面倒だったので、それを叶えてくれるこのメニューは最高だ。

最後は、うどん丼定食を実食。

・さば納豆つけひっぱりうどん

山形県の郷土料理、納豆やさば缶で食べる「ひっぱりうどん」

つゆをかけていただく。

個人的には一番好きかもしれない。サラッと食べられて、暑い夏に嬉しい逸品。

・さばキムナ丼定食 ここで初めて白米との対面。白米好きとしては嬉しい。

今回、数人でシェアしながら食べているのだが、こういう時「誰が卵の黄身をつぶす係」をするか微妙に悩むよね。

その係、今回私が担当させていただきました。

ここまで、散々食べてきたさば缶もごはんと合わせるとまた違う雰囲気でもりもり食べられる。

箸休めに小鉢もあり、ランチに嬉しいメニュー。

・さば缶もスゴイが、SABARのお店もスゴイ!

ここまで、さば缶の圧が強めでお送りしているが、冒頭に話した通りお店もユニークなので、ここで改めて触れておく。

入口からサバ。壁もサバだし、足元もサバ。

38でサバ。

どこを見でもサバだらけ。まるで「ウォーリーを探せ」みたいに、サバを探すのも楽しい。

……とここで、あれだけサバを食べたのに、おすすめの「メガとろさばの塩焼き(ハーフ)1650円」が気になって仕方ない。

迷った結果、追加でオーダー。

ハーフでもかなり大きい!!

メニューに記載されている「さばの大きさは美味しさに比例する。」という謳い文句にふさわしく、大満足の食べ応えと美味しさだ。うどん、定食で落ち着いていたビール欲がむくむくと。

・食べるほどにサバ愛は高まる

もともとサバ好きだったが、今回いろんなメニューを食べて、ますますサバが好きになった。

今回はマルハニチロコラボメニューが中心だったが、「SABAR」には、他にも気になるメニューがたくさんある。

また、いろんなサバメニューが食べられますように……!

今回はランチだったけど、次回は夜に来てビールと一緒にサバを楽しみたい! そんな願いを、サバ神社にお祈りするのだった。

参考リンク:SABAR × マルハニチロコラボ 執筆:夏野ふとん Photo:RocketNews24.

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