【総体ベストイレブン】初Vの神村学園&準優勝の大津から最多4名ずつ! 脅威の4戦7発、Jスカウト注目FWも!

 福島県で開催された夏のインターハイは、神村学園(鹿児島)の初優勝で幕を閉じた。本稿では、今大会でひと際インパクトを残したプレーヤーをベストイレブン形式で紹介。育成年代に詳しいサッカーライターの松尾祐希氏にセレクトしてもらった。 【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介 ――◆――◆―― GK 寺田健太郎(神村学園/3年) 前回大会は江田優大(3年)にレギュラーの座を譲ったが、今夏は全試合にフル出場。1対1で抜群の強さを示し、「苦手だった」というハイボール処理も185センチのサイズを活かして無難に処理した。決勝でも好セーブを連発し、PK戦では4人目を止めて勝利の立役者となった。   DF 増田大空(流経大柏/3年) 高精度のキックで違いを生んだ左SBだ。左足からチャンスを作るだけではなく、豊富な運動量と強度の高い守備でチームに貢献。MF島谷義進(3年)ともにキャプテンを務め、抜群のリーダーシップも発揮してベスト4進出の原動力となった。 松野秀亮(大津/3年) 左利きで186センチ。全試合に先発し、正確なフィードと球際の強さを見せつけた。ポジショニングも良く、カバーリングのタイミングや危機察知能力の面でも良さ発揮。準決勝までわずか1失点に抑えた大津の守備陣において、欠かせない存在だった。 中野陽斗(神村学園/3年) 「チームのために戦いたい」と何度も口にする頼れるキャプテンだ。初優勝を成し遂げた神村学園の最終ラインを統率し、3バックと4バックを使い分ける戦術にも柔軟に対応。持ち前のクレバーな守りと空中戦の強さで、全国レベルのアタッカーを封じ込めた。 村上 慶(大津/3年) 推進力と強度の高い守りで準優勝に貢献した大津の最重要人物だ。右SBの位置から何度も縦に持ち運び、良質なクロスでチャンスを演出。チーム戦術の変更で3バックに移行した際は左のCBに入り、相手FWを抑えつつも果敢な攻め上がりで攻撃に厚みを加えた。

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